何日か前の日刊ゲンダイの記事によると、イギリスの学者が
「地球は2030年代に97パーセントの確率でミニ氷河期に突
入する」と断言しているそうです。
氷河期なんて言葉が使われると、恐竜が絶滅した頃のような
生物の存亡に関わる大ごとを思い浮かべてしまいそうですが、
そこまでではなく、300年ぶりくらいのことだそうです。
なので「氷河期」というより、「寒冷期」と呼んだ方が、正しいで
しょう。確かに日本では、300年前の江戸時代前半と室町時
代、そして平安時代に寒冷期が訪れています。定期的に、あ
るのです。
そして英学者の唱えるその根拠が、凄い信憑性です。今、太陽
の黒点の数が、激減していること。地球と太陽の距離が、離れる
サイクルに入っていること。そして世界各地で火山の噴火が相次
ぎ、灰が滞留してその層が太陽光を遮っていること。などだそうで
す。
今朝、窓ガラスが凍ってしまい、開けられませんでした。私の記憶
では、10年前、2008年初頭の冬から、一気に暖冬ではなくなり
ました。そして毎年のように、寒過ぎる冬が訪れます。夏も猛暑で
すが、逆に夜は過ごしやすい日が多くなったし、9月の残暑が年々
厳しくなくなっています。
地球温暖化については言われて長いですが、その英学者だけで
なく多くの専門家の間でも懐疑的な見方がどんどん広がっている
そうです。地球温暖化は原発推進の格好の口実なので、寒冷化
の現実が隠されている面もあるとのことです。