15日にナゴヤドームで行なわれた中日VS広島の試合、延長
12回の末に引き分けでした。終始押されっ放しだったみたい
な我が中日ドラゴンズとしてはまあ、引き分けによく持ち込めた
という内容だったのかもしれません。
ところでこの試合で、最後の12回表裏をそれぞれ抑え切った
我が中日の阿知羅と広島の小野に、ホールドがついていない
のです。それまでのリリーフ投手には、ついているのに。
延長12回の投球というのは、とても大事でしょう。どうして記録
がつかないの?
もしかしたら「完了」という記録がついているのかもしれません
が、1年に引き分けがそう頻繁にあるわけではないので、完了
にはタイトルがありません。ホールドには、あるのに。
ちょっとこのルール、おかしくありませんか?たとえば延長12回
表の中日の守りで、2アウトになって、岡田から阿知羅に投手が
交代しました。そして岡田には、ホールドがつきます。阿知羅は
その後の打者を抑えたにも関わらず、ホールドがつきません。
ということは、もし岡田が最後まで投げ切ったら、ホールドがつい
ていないことになります。つまり、12回表を投げ切るよりも途中
で引っ込められた方が、タイトルを取るには有利ということに、な
るのです。
おかしいでしょう。このルール。阿知羅と裏を投げきった広島の小
野には、ホールドの記録を、つけるべきですね。