最近すっかり見かけなくなったインドリンゴですが、絶滅はしてないのでしょうね。
このインドリンゴですが、インドと関係ないことは、周知の通りです。ただし、場所が由来になっていることは、確かなのです。
インドリンゴは、明治時代にアメリカの宣教師、ジョン・イングという人が、故郷であるインディアナ州から種子を持ってきたのが、ルーツです。
つまり、インドリンゴのインドは、インディアナ州のインドなのです。それに、宣教師イングの名前も重なって、インドリンゴは命名されました。
では、このインディアナ州という名前の方ですが、そもそもアメリカ大陸自体、インドと縁がなくはありません。
というのも、アメリカ大陸を発見したコロンブスですが、彼はそのアメリカ大陸をずっと、インドだと信じたままだったのです。
なので、発見当時の現地人のことを、インディアンなどと、呼ぶのでした。西部劇のインディアンは、コロンブスの勘違いによる命名です。
インディアナ州も、それと同じ流れで、命名されたと思われます。