大人気ないぞ白鵬! | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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大相撲新記録となる33回目の優勝を全勝で飾った、横綱の

白鵬。それ自体はアッパレなのですが、それに関する会見で、

暴言というか、愚かな発言をしているようですね。


大関・稀勢の里との取り直しになった一番。結局は白鵬が取り

直しの末に勝ったのですが、取り直し自体にいちゃもんをつけ

ているのです。


完全に自分が勝っていて、それは「子供が見てもわかる内容。

物言いつけること自体がおかしい」などと言っているのです。


はっきり言って、子供が見ても誰が見ても、「取り直し」以外に

考えられない相撲でした。私もテレビで見ていましたし、スロー

ビデオも見ました。写真を見ても、同時です。


「ビデオもあるのにどうして取り直しなどというバカな判定にな

るのかわからない」などとも言っていますが、「ビデオも見た末

に取り直しになったのだから、白鵬よ、お前が考え違いをして

るんだ!」と、声を大にして言いたいものです。


そもそもあの取り直しは、今にすれば白鵬にとってもラッキー

と言えるはず。取り直しでなく、あれですんなり白鵬の勝ちとさ

れれば、絶対にケチをつけられます。優勝に対する祝福も、トー

ンが下がります。「疑惑の一番あり」ということで。


取り直しになり、改めて完勝したことで、誰も文句が言えなくな

っているのです。それなのに一体、何と言うたわ言を言ってい

るのでしょう。


まあ、品格が疑われるのは確かですが、最近はやや敵役扱い

というか、相手力士への応援のトーンが上がっています。それ

に対し、全盛期のような力があれば余裕もかませるのでしょう

が、今場所もかなりあたふたした内容の相撲があり、全勝はし

ましたがかつての強さはなくなりつつあると見て良いかもしれま

せん。


そんな焦りが、そうした暴言を呼んでいるのかもしれませんね。


十両に、「輝(かがやき)」という有望力士がいます。今場所、8

枚目で11勝4敗。まだ20歳です。期待したいです。この人あた

りが幕内上位に行く頃は、白鵬がやや下り坂に差し掛かる頃。

非常にラッキーなタイミングの世代でもあるのです。


これは白鵬憎しで言っているのでなく、輝への期待です。白鵬に

は、少し頭を冷やして欲しいです。あまりに大人気なさ過ぎますね。