超未完の大器? | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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昨日のプロ野球ドラフト会議中継を見ていて、驚いたことがあります

ので、昨夜の続きを書こうと思います。


我が中日ドラゴンズの4位指名が、ちょっと手間取って見えました。そ

の時、ドラゴンズ陣営のテーブルを画面は映しておりまして、谷繁新

監督の口の動きがはっきりわかりました。


「あちら」と、言っているのが、はっきりわかります。人の名前なのかそ

れとも「あちら、こちら」のあちらなのか、すぐにはわからないのですが、

名前のように思えます。口の開き方は「あいだ」も同じですが、舌の使い

方が違うため、頬の動きなどで、はっきり区別できます。


明らかに、「あちら」と言っていました。


そして指名をしたのは、JR東日本の「阿知羅拓真」投手です。私、この

名前を見て、記憶が甦りました。3年前の選抜高校野球、そしてその前

年の明治神宮大会でも登板していた大垣日大高校の背番号10の巨漢

の子?


その記憶通り、その子でした。驚きました。「未完の大器」という言葉があ

りますが、その子はあまりに当時、未完過ぎました。大柄で上体は強いけ

ど、下半身があまり使われていなくて、フォームがバラバラとまではいか

ないにしても、1本筋が入っていない不安定な投げ方で、ぎこちなさがつき

まとっていました。


将来性はあるのかもしれませんが、完成させるには時間がかかる気がし

ました。それだけの指導者に、巡り合えるか。


ということで、あの子がたった3年で、ドラフトにかかるまでに成長できた

のか、それとも、一か八かで取ったのか。


ただ、ネットで投げている映像を見る限り、確かに3年前とはまるで違いま

した。格好がついたというか、ちゃんと投手らしいツボを得た投げ方、体の

使い方になっていました。読売のファーム相手に、好投したみたいですね。


何か、落合GМの押しも、あったようです。この未完の大器の開花に、期待

したいです。