「不思議の歴史」を「神秘の未来」へ。それがこれからの日本のテーマでしょう。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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ひと昔かふた昔前まで、日本は「一億総中流」なんて言われていま

した。またその頃、「普通が一番」なんて言葉も、よく聞かれました。


私は、「一億総中流」はともかく、「普通が一番」という言葉は、とこと

ん嫌いでした。聞く度に、虫唾が走っていました。


そもそも、日本語の意味が、間違っています。「普通」というのは、可

もなく不可もないことを言うのであって、優れていることを言うのでは

ありません。だから、「一番」なわけないでしょう。


また、人間が皆「普通」を目指してしまったら、その人の個性はどうな

るのでしょう。人間はそれぞれ違う個性を持って生まれてきているの

だから、「普通」の意味すら一人一人違って良いはず。それを、世の中

の「普通」の中に埋没」して逃げようなんて、無責任。自分に対して、

失礼です。「普通」という言葉は、卑下してもいけないけど、美化するの

はもっといけないと思います。


その点、後から出て来た「オンリーワン」という言葉、良いですし、正当

な言葉です。人間誰もが、「オンリーワン」で生まれてきているのですから。


そして、ここで何が言いたいかというと、まず、世界が行なったアンケート

結果を知って下さい。「世界で最も好きな国は?」という質問に、日本は

2位を引き離して1位。これは、過去アンケートの度にそうなるそうです。


ただし、「もっとも不思議な国は?」という質問になると、更に2位を大きく

引き離してダントツの1位。これは、常にゆるぎないそうです。


そう。日本は、不思議の国なのです。これは、現在の世界の認識ですが、

歴史を見たって、昨日朝記したように、本来「女性蔑視」の象徴である売春

が実は「女性崇拝」から始まっているなど、すごくユニークです。「性」の問題

を抜きにしても、私がこれまで書いてきた歴史ネタ記事を読んでいただけば、

何とも「不思議満載」の国。しかもその不思議の性質が魅力的であることを、

わかっていただけると思います。江戸時代までは。


ということで、日本人は「筋金入りの不思議民族」なのです。不思議のDNA

が体に浸み渡っているのです。普通じゃないのです。いくら「普通が一番」

なんて言ったって、普通にはなれない。それは、日本人の宿命です。


ならば、その「不思議」を生かすこと。それこそ、日本人に与えられた最大

のテーマでしょう。幸い、世界の多くは、日本のその不思議さを「好き」と答え

ています。だから世界のオンリーワンとして、自信を持つべきでしょう。


また、「不思議」というのは、良く言い換えれば、「神秘」につながります。日本

人は、ここで改めて封印されてきた不思議の歴史を認識し、それを「神秘の

未来」につなげていく。これぞ、最大のテーマでしょう。


えー、酒も、やっと抜けてきました。そして、昼間悩んでいた仕事の日程調節

ですが、私の方が一週間勘違いしていたものがあり、もうひとつも、調節が

可能になりまして、全てを受けることができるようになりました。


それでこうして元気な発言をしているのではありますが、ただしこれ、その勢い

や思いつきに任せて言っているのではありません。以前よりずっと、考え続け

ていることです。