休日対応させていただきました(骨折疑い)
『先生・・・胸が痛いんです』
こんなご連絡を昨晩遅くにいただきました。
女性ヒップホップダンサーさんが床技(?)をされた際にタイミングを間違えて床に激突。
直後から痛みが強くて病院に行こうにも連休中。
自宅で安静にしていたけれど痛みが増してくるので怖くなって、当院を思い出していただいたそうです。
今朝早速拝見させていただきました。
- 限局性圧痛(++)
- 吸気時痛著明
- 胸を反らすことができない
- 前後及び側方からの肋骨圧迫で症状増悪
- 呼吸が浅くて脈も速い
- 腫脹(+)
- 咳すると耐え難い痛み
- 出血班(-):過去に数えきれないほど見てきましたが、肋骨骨折で出血班が出ている場合は重複骨折(一本が3つ以上の骨片になってしまっている場合)や多数骨折(複数の骨が折れてしまっている場合)を除いてあまり経験がないです。
- 皮下気腫(-)
もうこれは典型的な症状です。
エコーで確認させていただきました。
あー・・・
肋骨骨折s/o(疑いと言う意味です)となりました。
このパターンは初めてなのですが、どちらにしても連休明けたらすぐに整形の外来に行っていただくように紹介状をお渡ししました。
処置としてはバストバンドとなりますが、場所はRib/R4またはRib/R5なので普通に巻くのではなくちょっとしたコツを使って巻くと、ご本人様驚くほど楽になったとのこと。
血気胸までは行っていないと思われますが、万が一を考えてそのことをお話して具合が悪くなったら迷わず救急車の手配をすることをお伝えして対応を終わりといたしました。
