昨日、
次男のクラスメートが二人遊びに誘いに来てくれました。
しかし、
次男は断りました。
私はちょっと気になったので、
理由を聞いてみると、
「○○くんとは遊びたいけど、○○とは遊びたくないから断った。」と。
呼び捨ての子のほうはもう2歳くらいからの幼なじみです。
断ったという次男の表情はそんなに寂しそうでもなく、
自分の気持ちを包み隠さず、優先できたことに成長を感じました。
最近、○○くんは○○(幼なじみ)と仲が良くなりました。
そんな二人の関係に、
以前の次男なら、
「○○くんは僕が先に友達になったのに、○○(幼なじみ)が取った!」
そんなことを言い兼ねなかったでしょう。
過去にそんなトラブルが多々あったので…
しかし、
今の次男は、○○くんが○○(幼なじみ)と遊んでいるからと、○○くんが自分を見捨てたわけじゃない、
そんな見えかた、受け取りかたができるようになっていました。
おそらく、
○○くんへ信頼を持ち、
また次男自身にも自信が持て始められている表れに感じました。
そんな○○くんと○○(幼なじみ)が今日映画を観に行くとのこと。
どうやら、○○くんは次男を誘ってくれていたみたいで○○くんのお母さんから連絡をもらい知りました。
しかし、
次男に聞くと、「誘われてない。っていうか、○○くんとは一緒に映画観に行きたかったし、ずっと「一緒に行こうね!」って約束してたけど、○○(幼なじみ)も一緒なら僕は行かない!」
そうはっきり言いました
○○くんは次男も誘ったつもりだったようなので、やんわりと断らせてもらいました。
そしてさらに、
次男は○○くんが○○(幼なじみ)と映画に行くことも全く妬むことはなく、
「明日、一人で映画観に行く!」と決めた次男なのでした
さてさて、
ここまで物分かりのいい次男に成長したことに嬉しいというか、
逆にちょっと私としては戸惑いを感じました。
本心はどうなんだ?
私は次男に実際はどう感じているか?どう受けとっているか?聞きました。
すると
「寂しいことは寂しいし、本当は○○くんと一緒に行きたかった。でも○○くんは最近○○(幼なじみ)と仲良くなっている。でもそれは○○くんの問題で○○くんが○○(幼なじみ)と仲良くしたいなら、僕は○○(幼なじみ)とは今は距離を置きたいから僕が引き下がる」
次男は、○○くんの気持ち、○○くんを大切に思っているんだと思いました。
なんて、優しい子なんだ…
なんだか、泣けてきました
次男のその優しさはよく分かった。
でも、その感情に我慢をしたり、蓋をするようなことをしていないか気になりました。
「次男、その気持ち我慢してない?」
そう聞くと、
「少しは我慢はしてる。でもまだ自分ができる範囲の我慢かな。逆に、別にお友達と観に行かなくても映画は一人でも楽しめるしね!映画が観れたらそれでいい。」
次男…
いや~次男の考え方の成長に驚かされました。
私も「そうだね!一人だと気を使わなく映画に没頭できそうだね!」
そう伝え、次男もなんとなく違うことでその我慢を消化したり、違う形で心が満たされているのかなとも感じました。
今回のお友達との関わり方、
ちょっと上手な次男の姿にとても成長を感じました。
こうしたお友達との関わり方ができるようになると、
次男はこの先すごく生きやすいだろうなと思いました。
今まで、色々と人間関係に悩んできた次男、
ようやく、次男らしく、
自分が我慢しない、犠牲にならない、
周りとうまく関わる方法を身につけてきているように感じました。