暑い暑い夏がようやく終わりを告げようとしています。


そんな私のブログも


いよいよ最終話を迎えられる時がきました。


 
 昨日、


息子と些細なことで口論になりました。



お互いが涙を流し、


お互い苦しい時間でした。



息子に言ってはいけないことも言ってしまいました。



息子が部屋をでて息子と離れたとき、



私は深く反省しました。



いつも息子と口論になるときは私は自分からの見え方をつい息子に押し付けてしまいます。



そんな息子が「自分の苦しみを共感してほしかっただけなのに」と言った時、



私はハッとし、そこから自己嫌悪に苛まれてしまいました。



またやっちゃった…私は駄目な母親だ…



いつもの自分責めが始まったのですが、



以外と長く続きませんでした。



その代わりにこれまでになかった感情が湧き上がりました。



なぜあの時自分の私見をぶつけずにはいられなかったのか?を考え始めました。



息子とのやり取りの中で自分なりの頑張っているところを息子から指摘された時、


私は私見をぶつけずにはいられなくなっていたことに気づきました。



そうだよね〜私だって家族の為に頑張ってることに小声言われたらそりゃモヤっとしちゃうよね〜


と自分の気持ちを汲みとっている自分がいました。



そんな感情が湧き上がった時、


「あれはしょうがなかったか…」とまずは諦められている自分がいて、


「じゃあどうしていったらいいの?」と次を見据える前向きな気持ちが湧き上がりました。



自分の言動を反省しながら、次どうしていこうかと息子との関わり方を一生懸命に考えを振り絞っている自分がいた時、



ここが私の揺るぎない子育て軸だ!



と突然何かが舞い込んだような感覚で


それは自分のブレない生き方、子育て感を自覚した瞬間でした。



「今までもずっとこうやって私は子どもたちに歩み寄る努力をしてきた。」



この言葉を自分に向けて言語化できた時、


私は涙がポロポロ溢れました。



私の人生遠回りしたけど


間違ってなかったんだな



思い浮かぶ今までの人生の数々の失敗談が、


今は感謝の日々にすり替わっている感覚がありました。



今の私ならどんな壁にぶつかっても乗り越えられる術を手に入れることができているのでないか


自分の強みを今ちゃんと持つことがてきているのではないか


そんな前向きと自信は


今までになかった新しい自分がいる感覚になりました。



新しい自分…



子どもたち、家族のおかげでたどり着いたこの極致は、



今までとは見渡す景色が全く違って



とても呼吸がしやすくなるような爽快感に似たような感覚です。



この先、まだまだ困難は待ち受けていることは覚悟しています。



そのたびにまた悩み苦しみもがいていくのは事実だけど、



一度大きな大きな山を越えた経験はきっとこの先絶対無駄にはならないし、


今新しい自分になれたことがなによりも武器で、



また困難があったとしても、


私らしく進んでいこうと思えている自分がいます。




その後、


すぐに息子とは仲直り



その深夜ラーメン屋に旦那と息子を誘いおしゃべりしていた時のこと



息子から面白い話が!



息子は小さい頃から時折龍がでてくるのだそう。



特に不安な時や自分が癇癪を起こす時、解離している時に龍が現れるのだそう。



でも高校生になってその龍が一度もでてこないらしく


「最近龍が出てこないから淋しくてね」



と語る息子



息子はその龍を自分の守護神だと思っていて



「ボクは運がいい」

「ボクは守られている」



そう語る息子を見ていると



「もうこの子は大丈夫」



そう確信しました。   




きっと


息子の心の中にはずっと


勇敢な龍が羽ばたいているのだと思います



            〜終わり〜



最後に

長年お読みくださった読者の皆さん
ありがとうございました。 
心より感謝申し上げます レモンちゃん