――はい！と言う訳で、佐伯瑛くん親友告白ＥＤお疲れ様でした～！
佐伯瑛（以下:佐）「あ、ども…」
ﾃﾞｲｼﾞｰ（以下:デ）「ありがとうございまーす」
――３年間の高校生活を振り返って、いかがでしたか？
佐「いかが…て言われても、なぁ？別にフツー？」
デ「バイトに勉強に恋に充実した３年間でした！」
――なかなか対照的なお答えをありがとうございます(笑)。ﾃﾞｲｼﾞｰさんは今回、佐伯瑛くんの親友告白というルートを選ばれたということですが…？
デ「はい、ＤＳに加わった新システムなんですよ～」
――印象に残ったスチル等ありましたか？
デ「そうですねー。何と言っても、瑛りん親友状態といったら、あのスチルでしょう(笑)」
――『あの』と言いますと、例の…？
デ「はい！『辛いならさ…』ていう…」
――あー、あのスチルは全国のときメモＧＳファンの心臓を鷲掴みにしましたね(笑)
デ「ええ！もう悶絶モノでした(笑)」
佐「(小声で)悶絶って…」
デ「瑛りん？何か言った？」
佐「いや、別に…。て言うか、瑛りんって言うな！」
デ「イタ！もう、すぐに暴力に訴えるんだから…」
――まぁまぁ(笑)。ところで、佐伯くん。先ほど上がったスチルですが、その時の心境を教えていただいてもいいですか？
佐「え？俺？……心境って言われても。そうだな…。なんか、いつもはボーっとしてるこいつがすごく辛そうで見てられなかったって言うか、そんな風になるならいっそ…」
――いっそ？
佐「俺ならそんな顔させたりしないのにって思って……て、ちょっと！ここカットで！！」
デ「えー！？何でー！？」
佐「おまっ…聞いてたのかよ！？忘れろ、今すぐ忘れろ！！」
デ「ちょ、痛いよ、瑛くん！！」
――と、まあ大変仲むつまじいお二人ですが。ﾃﾞｲｼﾞｰさん、あのスチルの際に思った事は？
デ「えー？なんだろう？してやったり、かな？」
――と、言いますと？
デ「ほら、本命と親友とバランスとりながらの攻略でしょ？瑛くんばっかり構っててもダメだし。本命の友好度もちゃんとあげておかないと、親友告白にはならないから｣
――ナルホド。
佐「ちょ…、おま…」
デ「でしょ？いくら親友は爆弾が付かないからって放ったらかしにしてたら友好度が下がっちゃうし。けっこう苦労したんですよ？」
佐「おま…そんな事思ってたのか？」
デ「え？」
佐「俺はおまえのこと心配して…えぇ？してやったりとか…」
デ「あー、ごめんごめん。でも、最後はちゃんと瑛くんの所に行ったでしょ？」
佐「いや、そう言う問題じゃな…」
？？「そうですよ…。佐伯先輩はちゃんと選んでもらったんだから良いじゃないですか」
？？「だーよなー。何だかんだ言いつつちゃんと最後には良い目見てんだからいいじゃねぇか」
――あ、あの、そちらは…？
？？「あ、申し遅れました。僕、天地翔太って言います｣
？？「真咲元春。よろしくな｣
――あ、ご丁寧にありがとうございます。で、『良いじゃないですか』て言うのは…？
天「ああー。僕、今回こそ先輩とＥＤが迎えられると思ってたんですよー。なのに、先輩ったら３年目の後半に入った途端連絡くれなくなっちゃって…」
真「俺なんて、登場すらさせてもらえなかったなー｣
天「攻略必要パラが似てるからって、いつもこうなんですよ？酷いと思いませんか？」
真「あー、分かる！俺も似たようなもんだ」
デ「え？えっと…」
佐「え、え？どいうこと？？」
天「だからー。佐伯先輩は、まだ恵まれてるって言うことですよ。最後にはちゃんと選んでもらえたんですから｣
真「そうそう。途中まで気のある風を装われて、最後に突き放される方の身にもなってみ？つらいぞー」
佐「へ？いや、だから…」
天「僕なんかはまだ、２年目になれば登場できますけど…」
真「俺なんざ、うっかりすると登場すらさせてもらえねぇからなぁ～」
天「そう言うキャラの身にもなってみろってことです」
真「お、いいね！なんなら立場交替してやろうか？」
佐「え？交替とか、そんなの出来る訳…」
天「いえいえ、佐伯先輩も一度は憂き目に会ってみるのもいいかもしれませんよ？」
真「そうだぞー、一度は３年間登場も出来ない辛さを味わってみるか？」
佐「ちょ、いや、だって俺、メインキャラだし…」
真「いやいや…」
――え、えー。何だか混乱してまいりましたが、この辺で『第１回攻略後キャラインタビュー☆佐伯瑛親友告白編』を終了させていただきます。第２回をお楽しみに？！
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ふと思いついて久々に軽いノリで書いてしまった一品。
軽く笑ってもらえると嬉しいｗ
ちなみに主は、不憫な瑛くんが好きです←オイ。
