若王子&真咲 年末イベント | やさしい時間

やさしい時間

ときメモGSの妄想小説です。

ネタバレなSSもアリ。
一部限定公開もアリですのでご注意を……。

【大人のお付き合い】


アンネリーでバイトをしている
若王子 好き以上/一番友好度が高い
真咲 好き以上/二番目に友好度が高い
12月中~下旬に発生



デ「お疲れ様でした~!」
真「おう、お疲れ。今日はちと遅くなったから、送ってってやるよ」
デ「わ、ありがとうございます」
真「じゃあ、俺はここをもうちょっとだけ片付けてから行くから、先に行って待っててくれ」
デ「はーい」


 ―アンネリー前―


デ(あれ、あそこ…。誰か座ってる)
??「やや、○○さん。こんな遅くまでお仕事ですか?」
デ「若王子先生!今日はお店の大掃除をしていたので…。先生こそ、どうしたんですか?」
若「や、実は今日は先生たちの忘年会がありまして…。その帰りです」
デ「忘年会ですか」
若「はい。ちょっと飲みすぎたみたいなので、酔い醒ましを兼ねて散歩をしていたんです」
デ「そうだったんですか。忘年会、楽しかったですか?」
若「そうですねぇ…」
デ「?」
??「悪い、○○、待たせたな…って若ちゃん!何でここに…」
デ「あ、真咲先輩」
若「やあ、真咲くん。君も今日はお仕事だったんですね」
真「まあな…て、酒臭ぇぞ、若ちゃん。飲んでるのか?」
若「大人のお付き合いってやつです。しかし、少々飲みすぎたようです」
真「しょうがねえな…。お茶か何か買ってきてやるから、そこで大人しくしてろ」
若「すいません」
真「○○、悪いけど若ちゃんを見ててくれな」
デ「はい」
若「見てて…て、先生、子供じゃありませんよ?」
真「はいはい。酔っぱらいの大人は子供より達が悪いの。じゃ、二人で大人しく待っててくれ」
若・デ「「はーい」」


 真咲退場


デ「若王子先生、その…大丈夫ですか?御気分とか…」
若「うーん。大丈夫…じゃないかもしれません」
デ「えっ?あの、私に何かできることとかありますか?」
若「そうですね…。じゃ、ちょっと膝を貸してもらってもいいですか?」


 デイジーの膝枕スチル発生


デ「忘年会、楽しかったですか?」
若「うーん、どうでしょう?教頭先生には色々とお小言をいただきましたが…」
デ「お酒を飲むと、どういう風になるんですか?」
若「うーん、それも難しい質問ですね。人それぞれですし。あ、君はまだ駄目ですよ?高校生がお酒を飲んだりしてはいけません」
デ「分かってます」
若「はい、よろしい。…そうですね、先生の場合は、ちょっと自分に正直になります」
デ「?」
若「こうして、君に会いたくなって、君のバイト先のお花屋さんの店先に座ってみたりとか」
デ「わ、若王子先生!」
若「ふふ、冗談です。先生、今日はちょっと酔っぱらいですから」
デ「もう…」
??「あっ!こら、若王子!何やってんだ」
デ「あ、真咲先輩。お帰りなさい」


 スチル終了


若「やや、真咲くん。もう戻ってきちゃったんですか」
真「もう…って、何か戻ってきちゃ悪かったみたいな言い方だな。ほれ、お茶。これ飲んで、ちょっと酔いを覚ませ」
若「ありがとうございます、真咲くん」
真「○○、悪かったな、酔っぱらいの相手させちまって」
デ「いえ。普段見られない若王子先生の姿が見られて面白かったです」
真「だな。こんな若ちゃんの姿、普段からは想像できないもんな」
若「君たち…先生を何だと思ってるんですか?」
真「ははは。…じゃあ、二人とも送ってってやるから」
若「あ、せっかくですが、先生は歩いて帰ります」
真「え、若ちゃん大丈夫か?」
若「先生、もうちょっと酔いを醒まさないといけないから」
デ「じゃあ、私、先生とご一緒します」
真「え?」
デ「だって、先生一人じゃ心配だし…」
若「やや、○○さん、すみません。じゃあ二人で帰りましょうか?」
デ「はい。じゃ、真咲先輩、お疲れさまでした」
若「お疲れ様でした」
真「ああ…。二人とも気をつけてな。…………って、若王子、まっすぐ歩いてるじゃねぇか。あのヤロー…」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


先日、友人と忘年会をして思いつきました。


ちょっとお酒が入ってご機嫌の若王子先生、酔っぱらいのフリをしてデイジーに甘えてます(笑)

本当は腹黒先生を書いてみたかった…けど、腹黒くはならなかったですね(^_^;)

甘えん坊の先生になっちゃいました。


真咲先輩は先生の「酔ったフリ」に最後に気づいてしまい、「あのヤロー」とつぶやいてます。

美味しいところを先生に持っていかれてしまった真咲先輩。ドンマイ。