志波くんのお誕生日。 | やさしい時間

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ときメモGSの妄想小説です。

ネタバレなSSもアリ。
一部限定公開もアリですのでご注意を……。


志波 ときめき状態
11月21日に発生


デイジー(もう、志波君、どこ行っちゃったんだろう?裏庭の方かな。あ…)


  志波、裏庭の木陰で昼寝中


デイジー(何だか気持ちよさそうに寝てる。でもこんな所で寝てたら風邪引いちゃうよ。…そうだ)


  デイジー、鞄からラッピングされた袋を取り出す


デイジー(せっかくラッピングしてきたけど、いいよね?)

志波「……ん?」

デイジー「あ、起こしちゃった?」

志波「…○○、何でここに…?……夢か?」

デイジー「あ、あのね…。きゃっ!」


  志波、デイジーの腕を掴んで抱き寄せるスチル発生


デイジー「し、志波くん!?」

志波「夢なら…これくらい、いいか…?」

デイジー「あ、あの…(志波くん、寝ぼけてる?)」

志波「…○○、良い匂いがする…。……ん?」

デイジー「し、志波くん」

志波「……!悪い、寝ぼけてた(赤面)」

デイジー「う、ううん」


  スチル終了


志波「…何しに来た?」

デイジー「あ、あのね。今日、志波君の誕生日でしょ?だから…」

志波「これ……?」


  志波、首に掛けられたマフラーに気づく


デイジー「誕生日プレゼントだよ。いくら昼間は暖かいからって、こんな所でお昼寝してたら風邪引いちゃうよ」

志波「ああ…。サンキュ」

デイジー「ふふ。どういたしまして」

志波「これ、お前の手作りか?」

デイジー「うん。だからよく見ると、ところどころ編み目の大きさが違ったりするんだけど…」

志波「…あったかいな。お前が作ってくれたマフラー」

デイジー「よかった、気に入ってもらえて。…あ、予鈴が鳴ってる。そろそろ教室に戻らないと」

志波「ああ、そうだな。…なあ、○○。今日…いや、なんでもない」

デイジー「?…あ、そうだ。志波君、今日の放課後は何か用事ある?」

志波「いや…?」

デイジー「じゃ、一緒に帰ろ?」

志波「ああ…。そうだな。(小声で)今日はもう少しお前と一緒にいたいと思ってた」

デイジー「志波君?」

志波「何でもない。ほら、行くぞ」

デイジー「あ、待って!(志波君、さっき何て言ったんだろう?)」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


11月21日は志波くんのお誕生日です。


志波くんといえば…と色々考えて、昼寝、ちょいエロという所で落ち着きました。

当人は、誕生日を祝ってもらうとかどうとかという発想もあんまりないようですが。


しかし…普通に考えたら、11月の下旬に外で寝てたら風邪どころか凍死してしまうよ。