二人きりのイブ 真嶋編 | やさしい時間

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ときメモGSの妄想小説です。

ネタバレなSSもアリ。
一部限定公開もアリですのでご注意を……。

【ちょこっと二人っきりのイブ 真嶋編】


魅力 150以上?
2年目の12月24日に発生


―クリスマスパーティー会場にて―


デ(そろそろプレゼント交換の時間かな?)


デ「きゃっ!」


  デイジー、物陰に引っ張り込まれる。


??「シーっ。静かに」

デ「た、太郎君!?」

真「フフ、驚いた?君の姿が見えたから、つい、ね」

デ「びっくりした…。どうしたの?」

真「人目のないところで君と少し話をしたくてね。いいかい?」

デ「うん…」

真「今日はドレスなんだね。とても可愛いよ」

デ「ありがとう。太郎君もスーツ姿、かっこいい」

真「フフ、ありがとう。…そうだ、これを君へ渡そうと思っていたんだ」

デ「私に?」

真「クリスマスプレゼント。受け取ってくれる?」

デ「うん!あ、でも私、太郎君に何も用意してない…」

真「いいんだ。君が受け取ってくれれば。…ねえ、男が女の子にプレゼントを渡す理由って、分かる?」

デ「理由…?」

真「そう。…独占欲さ」

デ「独占欲…?」

真「可愛い君が、他の男に取られないように。僕の送ったプレゼントで、君が僕のものであることを他の男に見せつけてやるんだ」

デ「た、太郎君…」

真「…なんてね。冗談。本気にした?」

デ「もう…」

真「フフ。怒った顔も可愛いね。じゃあ、またね?」

デ「うん、ありがとう。太郎君」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


実は、当初はこのシリーズ(?)真嶋編を作る予定はありませんでした。


しかし、若王子編を作成中に「プレゼント=独占欲の表れ」というくだりが閃きまして。。

これは太郎くんが言わなくて誰が言うの!?みたいな流れで、案外パパパッと出来ました。


いやぁ…いいねぇ、太郎くん。キザなセリフを言わせても、むず痒くならないし。


ちなみに、発生時期を2年目限定としたのは、1年目は太郎くん未登場で3年目には卒業しまっているから。

卒業してしまった太郎くんがパーティーに現れて…て言うのも面白そうだけど。