おはようございます。
本日は強い風がふいたり、大雨が降ったりと変な日ですね。
さて本日は水銀灯のお話をします。
弊社工場も天井照明は水銀灯です。
HIDランプとも言ったりします。HIDランプとは高圧放電ランプのことで、水銀灯もこの一種です。
発光効率が電球などに比べると高いのが特徴です。
しかし演色性が低いので、店舗照明などには不向きです。
演色性を高めるために、画像のように蛍光体を塗布しているものもあります。
しかしそれでもRa50未満です。
また明るさがMAXになるまで時間がかかり、一度消すと再度点灯まで時間がかかるというのも特徴です。
そして効率が良いと言っても、上のランプで250Wになります。
この水銀灯に変わった、LEDもでてきています。
LEDでしたら水銀灯の4分の1から5分の1の消費電力で、点灯時間もスイッチを押すだけで点灯・消灯します。
演色性も色々あるとは思いますが、Ra70ぐらいでしょう。
寿命も水銀灯12000時間に対し、LEDは40000時間となります。
でも良いとこどりってわけではありません。
初期コストはもちろんかかります。取替えにしても安定器を外すバイパス工事が入ります。そして実績がまだ少ない。
しかし恐らくこの先はLEDが水銀灯の変わりに出てくるでしょう。
この前聞いて驚いたのですが、東京都の商店街の街路灯をLED化するのに8割の補助金が出るみたいですね!?しかもこれは区によるのかもしれませんが、文京区は更に10分の1補助してくれるそうです。つまり商店街側は1割出せばLED化できちゃうわけです!
もう今年の予算は終わってしまったようですが、これはやったほうが良いでしょう!
今でもところどころ見かけますが、来年の今頃商店街の街路灯はLEDにたくさん変わってそうです。
LEDは寿命(70%ほどの明るさに落ちるまで)が40000時間なので長寿命。水銀も使っていませんので、環境にも優しいです。
試作は1台から、量産まで希望に合わせ製作していきます。
そして何より適正な価格、短納期を目指し取り組んでいますので、お気軽にお問い合わせください。
『イメージから形へ、イメージ通りの形へ』