ありがとう♡
いつも元気なYちゃん。
でも、今月はいつもとひと味違ってました!
Yちゃんはアトリエに来て、材料を一通り見た後、
私のところへ来て、「もっと大きな箱なあい?」と尋ねてきました。
「どのくらい?」
「これくらい!」
私は押し入れから、ゴソゴソと段ボールを取り出し、
「これでどうかな?」と聞くと、
少しかんがえて、「それでいい」と受け取りました。
何を作るのか聞いてみると持っているぬいぐるみのベットだそう。
まず初めに段ボールのふたの部分4枚を切り落とし始めました。
段ボールカッターでギコギコ。

これもなかなか大変で、私も半分お手伝い。
自力で半分落としました。
そして、両面テープを張り巡らし
わたを敷き詰めました。
すると、アイディアが浮かんだようで、
所々水色のわたをのせ、
うすピンクのわたをのばして置き、
「天の川!」
『おっアイディアが変わった!』とワクワクしながら見ていると、
絵の具を取り出し、色を混ぜ合わせています。
「肌色はどうやって作るの?」と言いながらも
せっせと色をまぜ、作ってしまいました。
紙粘土に混ぜ合わせて、何やら作り始めました。
「髪の毛はどうやって作るの?」と言いながら
またもや何度かやり直し、作ってしまいました。
話を聞くとキキララのララだそうです。
月をつくって、キラキラするものをふりまいて、
完成したものがこちらです。

月があって、天の川があって、ふわふわがあって、そしてララがいる。
1つのキラキラする世界をつくりあげました。
Yちゃんは今までは、メインの人物や、キャラクター、お菓子など、
そのものズバリだけを中心に制作していました。
こうした、広い周りの世界に人物を置き
1つの場面を作り上げている作品に
「おおっ~!!」と
とても感動し、成長を感じました!!
1つの世界を作り上げるということは、
周りも、広く見わたしている。
ということですね。
そしてそのあと、こんなことがありました。
製作が終わり、おやつタイムのとき、
Yちゃんにコップを出すのを手伝ってもらいました。
Yちゃんは人数を数え始めました。
(子どもは3人でした。)
「3たす3で6!6っつだ!」
「???」
とりあえず、Yちゃんに多めにコップを渡しました。
すると、6っこ並べていました。
そして、私がおやつを3っつ用意すると、
Yちゃんは、「あれ~~~。ママ達の分は?」
と聞いてきました。
なるほど!ママの分も数えていたんだ!
納得!!!
すごいなぁ~。ここにいる自分達のことだけでなく、
もうすぐお迎えにくる、ママ達のことまで考えるなんて!
うん。やっぱり、視野がひろがっているんじゃないかな~~~。
と実感した出来事でした。
Yちゃん。感動しました!!!