脳と食事  漱石と松山 | 継続は力なるか? 小さなサラダを毎食に

継続は力なるか? 小さなサラダを毎食に

 さほど食べるものに気をつけずにいたら、ついに黄信号、赤信号点滅となり、重い腰が上がりました。
 というものの、サラダを作るのも食べるのもすんなりとはいかず、軽やかには進みません。
 
 記録を兼ねてブログをすることにしました。よろしくお願いします。

ずっと以前に、帆立とエリンギをいっしょに食べたら

どっちも帆立の味がしておいしかったので

 

久しぶりにやってみたら

 

 

 
 
あれれっ なんか変。失敗?
 
原因は自分にあり。厳密に言えば「きちんと再現」していませんでした。


 

何気なく、帆立とエリンギをひとつの器にわっと盛り付けていたんです。

 

いさんでわっと食べたんですが

あれれ?

あらっ?

 

箸を進めながら

「えっ どれ、帆立。どれだっけ。わからーん!!!」

 

ちゃんと、ちゃーんとこれが帆立でこればえりんぎ、 頭で認識しながら頭の中でもぐもぐしたい!

 

選別不能になり

脳が認識したことはというと

 

全体的に信じられない薄~~~~い帆立の味。

それはふつうに食べる帆立のおいしさをはるかに下回るという結果でー。

 

あは、確かに帆立の量が少なかったショボーン

 

結論

この料理法の場合、帆立が少ないときはちゃんと分けたほうがよかった。

 

一つの具材ともう一つの具材が作る新たな味のハーモニーを味わう場合もあれば、

個々の味を味わう場合もあるということなのでしょうか。

 

入院している姉に、看護師さんが

「〇〇さん、はい、鮭ですよ」「里芋食べましょうか」と言いながら食事介護されていた。

脳が認識し意欲がでるよう、働きかけていたのですね。

 

私は40日の入院時、大きなお皿いっぱいの白菜とあと何かの炒め物などに苦しみました。

白菜以外の2,3の味が何かもわからず、6㎏体重が落ち、

 

同じころツレもまた、宅配食で「見たこともない魚だ。深いとこにいた魚? 野菜もぐじゅぐじゅしてる。形のあるものが食べたいよ」と叫んでいました。

 

私が退院してからも、しばらく宅配は続いたんですが。

 

いや、横道にそれました。

突然の「食」の変化を余儀なくされ、笑顔の少ない日々をすごしました。

「食」が心にもたらすものって大きい・・・。

 

今は夢みたいです。

 


 

 

 

日曜日に、人材不足のためラストランとなった坊ちゃん列車に乗ってきました。

みなさん、小学生ぐらいで・・・。

間違いなく最高齢カップルおじいちゃんおばあちゃん

 

明治に松山市の港に当たる三津浜というところと市内をつないで走り始めた蒸気機関車

愛媛の俳人正岡子規と交友が深い夏目漱石が

「マッチ箱のような」と「坊ちゃん」の中で書いています。

 

松山では漱石は

現松山東高校で英語教師をしていたのですが

滞在は短く、熊本での教鞭のほうがずいぶん長かったようです。

 

 

 

松山のことをほめていない文もあり

「松山は漱石に頼りすぎ」という友人もいましたが、

 

子規と漱石のが

漱石が借りた家の階下の二間に子規が、二階に漱石が住み

才能と才能が刺激しあう

短き青春の日々は、60日に満たなくても鮮烈な時間だったと思います。

 

 

漱石は赴任する前にも子規を訪ねており

そこで、15歳の高浜虚子と出会っています。

 

そしてその15年後、

教鞭をとったり、新聞社に勤めたりする漱石に東京で小説を書くように勧めたのが

高浜虚子で

処女作「吾輩は猫である」を書くという

運命のダイナミックさ。

 

歴史に「たら」はありませんが

子規がいなかったら

高浜虚子がいなかったら

明治の文豪はー

 

 

いや、いい仕事しているやんウインク

 

 

グーグル先生に教わりました。

 

 

 

 

愛媛県以外の方は

「タルト」と言えば丸い焼き菓子のほうを思い浮かべられると思いますが

江戸時代に松山藩主が、長崎での任務に就いた頃

ポルトガルのお菓子を食べてひらめいたため、松山名物が生まれたそうです。

 

明治時代の服装をされた車掌さんが

まあ、すばらしい。

ゴオーーーっと電車がうなる音に負けない太い声で

ガイドさんさながらの案内をしてくださいました。

伝えようというお気持ちが、乗っていた人たちの心にばんばん入ってきたような。

 

 

 

いや、もったいない。

伊予鉄道は市長さんと話し合い中。

(なんでひとこと言ってくれんかったん?) 市長さんが「ちょっとお」ってすぐに声明を出したと新聞に載っていました。

 

 

たけのこは忘れた頃には食べたい食品、

お通じ関係ではふたりの中でナンバー1です。

 

お読みいただきありがとうございました。