糖尿病の夫 | 継続は力なるか? 小さなサラダを毎食に

継続は力なるか? 小さなサラダを毎食に

 さほど食べるものに気をつけずにいたら、ついに黄信号、赤信号点滅となり、重い腰が上がりました。
 というものの、サラダを作るのも食べるのもすんなりとはいかず、軽やかには進みません。
 
 記録を兼ねてブログをすることにしました。よろしくお願いします。

 ツレの血液検査は午後2時ぐらいに行われます。

夜1時ぐらいから何も食べないで検査時間を待つという、あまりに過酷なスケジュール。

 

ふつうの人間ドックなんかだと夜9時以降は絶食ですが

ほぼ、寝ているうちに検査時間が来ますから。

 

朝食も昼食も抜きとなる午後から検診、

なんとかならないかと思います。

ツレはもう何も言いません。

 

検査が近づくと不機嫌がでてしまうツレさん。

結果がこわいですよね、誰でも。

 

 

前夜の早めの食事。右下は例の3分クッキングメニュー、豚肉、長いも、エリンギの蒸し物チーズ乗せです。

全体に薄目で、あっさりした食事でしたが

ツレは「おいしかった」と言っていました。

 

26日、午後

電話を待つのに何度も時計を見ます。

お医者さんがいちばん見る数値はヘモグロビンalc.

少し前までは6,5、  今は6.0ぐらいが正常値と言われるようになったようです。

 

 

電話がかかりました!

「6,0だった。ありがとう」

 

 

 

「よかった、よかったね。気つけて帰りいよ」

まさかの数値に、思わず泣けておりました。

 

 

9年前の夏、クリニックの検診でみつかったときはなんと11という数字で

それが9にまで下げるのにも苦労して

下がっては上がりで7点台後半ぐらいを行ったりきたりしていたんです。

 

 

 

その頃は、食事制限のことも全く言われず、

「壊死すると怖いですよ」とばかり言われていました。

 

とにかく

甘いものがいけない病気、合併症が恐ろしい病気ぐらいにしか認識していなかった

私が無知の上にも無知だったとしかいいようがありません。

 

甘いもの好きのリクエストに応えて、オレンジジュースにどばどばとグラニュー糖を入れて

オレンジゼリーを作っていました。

 

それもよくありませんが

 

調べてみると

糖尿病は 膵臓から分泌されるインスリンに関係した病気

原因は 高カロリー、高脂質の食事とありました。

つまり、砂糖を控えるだけでは的を射ていない

っていうのにごく最近になって気づいたのです。

 

棒にふった何年間、

不安な日々。

知らないということはこわいことですね。

 

 

そして食事療法を続け10月26日、6.0の数値となりました。

部長先生が

「珍しい下がり方ですが、何をしたんですか」と聞いてくださったそうです。

 

「お父さんが透析をしていたから、つらさを知ってる。

あの生活になりたくない」

しょっちゅう口にしていたツレが

明るい顔で帰ってきました。

 

 

私はおおざっぱで、調味料を測ったり、カロリー計算をしたりすることは大の苦手です。

ごはんを4分の1ですますための

野菜と青魚ときのことわかめを中心にした なるべくたくさんのおかず

をイメージして

時には「ごほうび」も入れながらなんとなくやってきました。

 

ツレはまだ服薬中。

 

 

(ポテサラ、マカロニサラダ、かぼちゃのマッシュ にはナッツを刻んで入れています。)

 

 

そして、ありがたいことに大きい病院を卒業、

部長先生と同じ大学出身の先生が開いた糖尿病に特化した個人病院へ変わります。

 

「そこ、だいじょうぶかな。変わらなきゃなんないんかな」

新たな不安を口にするツレです。

 

なにはともかく

ちょっと安心。お祝いに、ひとり1個のゆでたまごを奮発しました。

 

兜の緒をしめるー。

油断しないで、今の食生活を続けていこうと思っています。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。