全ての道は Ayuに通ず  ~All roads lead to Ayu~  -3ページ目

■2016TAツアー 全セットリストの法則と導き出されるメッセージ

 

Blogタイトルが研究論文のお題みたいでアレですが…にひひ
ツアー全体の詳細LIVEレポート的なものは、TAツアーの公式サイトで素晴らしい文章を投稿されていたので、臨場感を含んだLIVEレポート的なものはそちらを読んでいただくのをオススメします。
では、こちらは何を書いていくのかと言うと、
題名通り、全セットリスト表とその法則、選曲の裏に隠されたメッセージ等を読み解く、という方向です。
先に謎解きの文章、その後にセットリスト表や写真等を貼っていきます。

※毎度のごとくですが、個人的な憶測での解釈なので、これが正解とは限りません。

 それぞれの受け取り方やそれぞれが感じた想いを振り返る手助けになればと思います。

 

 

今回のツアーのセットリストは、ツアー中同じセットリストが1公演もないという意味で非常に興味深いツアーであり、分析するといろいろ法則が出てきます。
その法則大きく分けると
1、固定曲枠
2、日替わりバラード枠
3、BLACK&WHITEとして分けられた2パターンに当てはまる、2パターン固定枠
4、上記3項目に属さない、無法則で抜き差しされる日替わり枠

の4項目で構成されていました。

▼1、固定曲枠
これに該当する、ほぼ全公演固定の曲は、
本編前半の
・We are the QUEENS
・Real me
・Jump! (ダンサーズのパフォーマンスタイム&あゆ衣装替え)
本編ラストの
・Tell All
・progress(名古屋1日目以外)
・The Show Must Go On(大阪3日目から追加)
・TODAY
アンコールの
・evolution(名古屋1日目以外)
・Boys & Girls
・NOW & 4 EVA(松山以外)


▼2、日替わりバラード枠
本編中盤の、ピンクのドレス(ツアー後半薄紫のドレスに変化)を着て歌う場面のバラード曲が日替わりバラード枠です。
前回のTAツアーでもほぼ同様のコーナーがありました。
今回のツアーでは、この部分のみバンド演奏のアコースティック版で歌うんですが、
バンドなしのオリジナル版で歌う曲や、アカペラで歌う曲もあります。
下記の全セトリ表で( )で注釈を記載していますが、この部分の、どれがアコースティック版でどれがバンドなしのオリジナル版なのかが若干曖昧な部分があるので、( )の注釈の所は参考程度にして下さい。

ちなみに、日替わりバラード枠で歌う回数が多かった曲ベスト5はこちら。
1位 Curtain call 6回
1位 Key 6回
3位 Together When... 5回
4位 Voyage 4回
4位 teddy bear 4回
Keyは回数的には同着1位のCurtain callと同回数ですが、アカペラの日とそうでない日があったりとバージョン違いのある曲でした。


▼3、おそらくこれがBLACK&WHITEとして分けられた2パターンに当てはまる、2パターン固定枠
これは、1公演内で、どちらか片方のパターンの内容を披露するというもの。
・パターン1
2曲目がLOVE'n'HATEで、Shake itで男性客をステージに上げる。
メンバー的にはリキ&クニちゃんがいて、ともき&かつゆきがいない。
場面転換のパフォーマンスタイムは悲しげなピアノ曲で、
左右1本ずつポールがあり、それぞれにKOとみどりんぐが配置。
ポールの上にも一人ずつ配置しており、KOとみどりんぐにヒラヒラと花びらを散らす。
愛し合っている風の二人が、ゆっくりと歩み寄ったり離れたりして、お互い逆側のポールに配置して終了。
・パターン2
2曲目が1 LOVEで、STEP youで女性客をステージに上げる。
メンバー的には、ともき&かつゆきがいて、リキとクニちゃんがいない。
場面転換のパフォーマンスタイムはPieces of SEVENで、
黒いマントをかぶったともき&かつゆきが、中央に居る白いドレスのまりこと絡む。
まりこがバレエ風の連続回転をしたり、二人で持ち上げたまりこを急激に回転させて落として抱えたり、まりこの花束を空中側転で取ったり、激しめでアクロバティックな動きが多い。
最後はまりこを二人が黒いマントで包み込んで終了。

パターンの差としては大枠はこんな感じですが、この2パターン要素に当てはまらない公演があったり、
途中からどちらの要素も入ってくるようになったりと、日々変化のある流れになっていました。
具体的には、初日の札幌公演は、この2パターンの要素が抜き差しされたようなMIXパターン。
後半の数公演は、パターン1の2曲目のLOVE'n'HATEが4つ打ち系小室楽曲の日替わり枠になったりも。
稀にリキ、クニちゃん、ともき、かつゆきの4人全員がいるパターンになった公演もあった。
11/01広島公演以降、1公演内でShake itで男性客を、更にその次にSTEP youで女性客を、男女両方をステージに上げるようになった。
札幌初日や名古屋最終日など、場面転換のパフォーマンスタイムを、ピアノ曲の方とPieces of SEVENの方と両方やる公演もあった。
※ピアノ曲の方は曲名が不明なので全セトリ表に記載はしていませんが、Pieces of SEVENがセトリに載ってない日はもう片方のピアノ曲の方をやったと考えてもらえば良いと思います。


▼4、上記3項目に属さない、無法則で抜き差しされる日替わり枠
上記の3法則を基本とし、それに該当しないものを、その他として4つ目の項目としました。
これは全セトリ表を見て探していただければ、どの曲がそれに該当するのかがだいたい分かると思います。

 

 

選曲の構成や法則としては上記の通りですが、いくつか着目すべき点も挙げていきます。

 


選曲の共通点として挙げられる傾向で、
2009年のネクレベツアーと2012年のラブホツアーで歌っていた曲が多く登場していたという点がある。
ネクレベツアー選曲は、
・Pieces of SEVEN
・rollin'
・In The Corner
・LOVE 'n' HATE
・Curtain call
ラブホツアー選曲は、
・Shake it
・NaNaNa
・reminds me
・Return Road
どれも素晴らしくツボを押さえた選曲だったと思うんですが、これらはツアー序盤~中盤にかけてが多く、後半になるにつれてほぼ消えていってしまいました。
このへんの選曲がかなり良かったので、もう少し最後の方まで残っていて欲しかったな、という感はありました。

 


あとは、欠かせないTAツアーの醍醐味の一つである、レア曲についてピックアップ。
どれがレアで希少価値があるか、というのはそれぞれの思うところがあるとは思いますが、個人的なレア曲大賞を3曲選ぶとすれば、この3曲です。
・winding road (04-05CDL以来の披露)
・POWDER SNOW (08-09PCDL以来の披露)
・Breakdown (今年の新曲ながらなにげに初披露)
実は全公演の半分以上参戦したにも関わらず、この3曲を歌った日にはどの日にも参戦していないという大不覚…(汗汗汗
累積参戦回数が3桁のリピーターとしては、"レア曲大好き派" なので、この3曲を逃したのは大きかったです、ああー聴きたかった(泣

割とレアな曲でありながら全公演の固定曲として大きな柱だったのが Real me。
曲そのもののレア度では上記の3曲ほどではないとしても、あゆがダンサーズと一緒にガッツリとダンスをする曲という点では希少価値も高く演出として迫力もあり、今回のツアーの目玉といっても過言ではない曲だったと思います。
他にもIn the Cornerやrollin'など、Real meほどガッツリではないにしてもあゆがダンサーズと一緒に踊るレア曲がいくつかあり、これもとても良かったですよね。
個人的に思う所としては、今回のTAツアーだけではなく今後のアリーナツアーでもこの手の"あゆがダンサーズとダンスする曲"があるととても良いアクセントになると思いました。

去年のTAツアーと今年のTAツアーで、なんとなく傾向として感じることは、レア曲は序盤~中盤で登場するものの、後半はあまりやらなくなってしまう、ということ。
おそらくの個人的な憶測でしかありませんが、歌い慣れていないレア曲を実験的に歌ってみるものの、いざ本番で歌ってみたらあゆ本人的にいまいちシックリ来なかった、
または、歌ってみたものの、観客の温度感がいまいち感じられなかった、という理由で歌い慣れてる曲に置き換えることがあるような気がしたりもして。

がしかし、本人含め多くの人が気づいていると思いますが今のあゆファンはリピーターがかなり多いはず。
となると、自分や自分の周りもそうですが、みんなレア曲大好きなんですよね。
ん?この曲なんだっけ? とポカーンとしているのではなく、貴重なレア曲をじっくり聴いているんです。
そしてLIVEが終わった後に「今日の○○やばかったよね~!!」とそのレア曲に興奮しながら帰るんです。
もし、あゆ自身が「あれ、やっぱりこれみんな聴き慣れないから温度感いまいちかな?」と感じていても、
実はみんな内心かなり喜んでることが多いです☆

 

 

他に、特筆するべき選曲をいくつか。
まず、固定曲のTell Allと、後半数公演の締めで登場したRED LINE -for TA-という、2大『TA曲』を入れてきた点。
この点は前回のTAツアーではあまり意識されておらず、逆に今回のTAツアーで意識された選曲でしたね。
まさに、"全てはTAのために" というサブテーマが示す通りの選曲でした。
特に一番最初にRED LINEを歌った名古屋2日目は、締めのはずのNOW & 4EVAが終わっても場内が暗転しており、「これは何かが起きる!!」という展開からのRED LINEは、今回のツアーで一番感動した場面かもしれません。

あとはお台場1日目と3日目で歌ったSorrows。
これをお台場だけで歌ったという所が着目点。
去年のTAツアーの初日の1曲目は、まさにお台場の同じ会場で歌ったこのSorrows。
2年連続のTAツアーの全てはこの場所(お台場)でこの曲から始まった、ということ。そしてその想いは今回のTAツアーに繋がっているということ。
おそらくそれを振り返ったメッセージということでしょうね。
去年の初日公演と今年のお台場1日目の両方参戦した身としては、本当に涙モノでした。

 

LIVEにおいて最も重要なオープニング曲と締め曲についても触れてみます。
We are the QUEENSでのオープニングは、夜の城やドラゴンの映像が流れてからの登場。
前回のTAツアー1曲目はSorrowsという曲の特性上、強さと悲しさが一体となった泣けるロックの始まりでしたが、
今回のオープニングはまるでゴングが鳴った瞬間からガンガン攻めてくるような、EDM要素の攻め系の勇ましいシンフォニックロック。
この曲の歌詞は壊れたものの修復/修正、孤独な心境からの絆などを歌った曲で、
おそらくですが、数年前の様々な出来事であゆとTAとの間に出来てしまった違和感や溝のようなものを一生懸命修復していった過程や心境を歌ったもののような気もします。
それをするためには、一人じゃなくて周りの一座の力も必要だったわけで、周りの絆も噛み締めながら一座やTAのためだったら何でもするよ、だから今年もTAツアーを開催したんだよ、というメッセージが込められたオープニングだったのではないでしょうか。
TAツアーだからこそ、それを強く印象づけるためのスタートの選曲だったように思えます。
締めのNOW & 4 EVAに関しては、2014のツアー本編の締め曲として使われた曲ではあったものの、今回は少し性質が違います。
曲に込められた想いは2014で歌った時と同じかもしれませんが、今回はAメロを歌いだす前にイントロでこの曲の想いについて語ってくれました。
「この曲はLAに住んでた時に作った曲で、みんなに会いたいけど会うのが怖いなとか、そんなことを毎日考えながら作った曲です。"君"の所を自分だと思って聴いて下さい」
というような言葉を語ってから歌ってくれました。
普段のアリーナツアーのようなガッツリと演出も作りこまれたステージではやらないようなことですが、これもTAツアーだからこそ胸の内を明かしてくれたんだな、と思いましたね。

お台場で歌ったSorrows、オープニングのWe are the QUEENSの歌詞、後ろめたい想いも含んだ胸の内を明かしてくれたNOW & 4 EVAなど、
考えてみるとどれもここ数年の、"離れてしまったTAとの距離の修復"を感じさせる内容。
この内容は去年の2本のツアーでもじっくりと表現してくれましたが、去年の2本のツアーは、それの『懺悔』と『改善に向けて歩き出した』ことの表現であり、
その続編である今回のTAツアーは、『修復』と『その後の有言実行』、『信頼関係の再確認』の表現
であったと言えるのではないでしょうか。
TAツアーだからこそ普段のアリーナツアーではやらないような要素が多かったのも、それと合致しますよね。

 


次はセットリストの変化について。
日替わりバラードなど含め、日々変化する選曲の中で、ある流れを感じますよね。
それは、暗く悲しく切ない選曲から、だんだんと明るくて幸せな選曲をするようになっていったということ。
例えば前半~中盤で歌っていた切ない曲は、
・reminds me
・Together when...
・Breakdown
・Return Road
など。
逆に後半で歌うようになった明るい曲は、
・winding road
・SEASONS
・Voyage
など。
これは、前述した「あゆとTAの関係性」の他に、あゆ自身のプライベートを含む心境の変化を表していた傾向のような気がします。

TAツアーの直前に離婚報道などもあり、札幌初日公演ではおそらくそれに関するであろうことも語ってくれた。
みんなのために、私は楽しそうに幸せそうにしていなければいけないと思ってたけど、
それは違うと思ったし、みんなには幸せそうなふりをしてても本当に幸せな笑顔をしてないとばれると思った。
これからも他からはいろいろ言われるかもしれないけど、私は続けるから大丈夫だよ。
という感じの内容。
前半で歌っていた切ない選曲たちは、おそらくこの離婚報道に関する心境も含んだものだったかもしれないですよね。
もう歌わないであろうと思っていたReturn Roadを歌った時は、ああー、これ出してきたか!とビックリもしました。
そして、それら切ない曲たちは次第にツアー後半では徐々に消えていき、それに変わるように歌い始めた明るい曲たち。
これは、今までのことはそれはそれとして、もしかしたらプライベートで次の新しい幸せがスタートしているのかもしれませんね。
後半の公演では、Voyageがほぼ固定とも言えるぐらいよく歌っていたし、
この選曲の変化の傾向は、
またちょっと道を踏み外しちゃって切ない気持ちになっちゃったけど、落ち込んでないよ、私は私なりの幸せに向かってるから大丈夫だよ、
または、

こうしてツアーを通してTAのみんなの顔を日々見てるうちに気持ちは元気になってきたよ、という意味も含まれていたのかもしれません。
日々移り変わる選曲の傾向は、このような心境の変化を表した隠しメッセージだったようにも感じました。

 

 

以上の点から、今回のツアーのセトリの法則や傾向から導き出されるテーマやメッセージは、
▼あゆとTAとの関係性(数年前の反省を踏まえて離れてしまった溝を修復すること)
▼ツアー前~ツアー中における心境の変化
という大きな2つの柱だと思います。

がしかし、もう一つこれに関わるのが、『BLACK & WHITE』
これは単純にツアーの公演によって2パターンを楽しめるというだけはなく、
・パターン1の LOVE'n'HATEとピアノ曲のパフォーマンス、
・パターン2の 1 LOVEとPieces of SEVENのパフォーマンス
がもう一つの隠しメッセージの鍵を握っているような気がします。
『LOVE'n'HATEの歌詞とピアノ曲のパフォーマンス』は、男女の愛や別れを表し、
『1 LOVEの歌詞とPieces of SEVENのパフォーマンス』は、生き生きとしている一人の人間が周りの存在にいろいろ言われたり翻弄されたりすることを表している

配役的には、みどりんぐ・まりこの役があゆ自身を表していて、KO・かつゆき&ともきがあゆに関わる人間や周囲の環境などを表しているように感じました。
交錯する愛や別れ、周りの存在に翻弄されて染められて潰されてしまったり、ということ。
これらが意味するものは、まさにツアー初日の札幌のMCでも触れていた
▼プライベートの恋愛事情と、それに対する周囲の反応
ではないでしょうか。
このテーマは、お台場の方のファイナルの最後でも歌ったIvyにも繋がっていきます。
周りから何を言われても、愛があれば私は大丈夫、とは言うものの、
過去にプライベートな恋愛事情に関して、TAでさえも思わぬ反応をしてしまったり、そこで離れてしまった人もいたりという経緯があっただけに、
まだどこか心の片隅で、次は大丈夫かな、ちょっと怖いな、みんな分かってくれるかな、という気持ちがきっとあるんだと思います。
一度出来てしまったTAとの心の溝を修復しようと、去年も今年も一生懸命活動してくれました。
でも、内心まだ手探りな部分やどこか片隅に不安な気持ちがきっと残っているのかもしれません。
歌を続けてくれるなら、みんなの前でパフォーマンスを続けてくれるなら、それで良いのではないかな、というのが個人的に思うところです。
ここまで全力を尽くして届けてくれたあゆ、に対して僕たちTAもあゆのプライベートに関してのことは寛容な目で見守っていけたらな、と思っています。
もう、以前のTerminalのような状況になってしまうのは悲しいことなので、
今後も老夫婦として、お互いを理解して歩み寄る関係でいれたらな、と思いますね。

 


以上がお台場ファイナルまでのまとめとして、
セトリの法則や変化などから導き出された隠しテーマ/メッセージです。


が、
もう1公演、名古屋の『後夜祭』とも例えられた最終公演について触れておきます。
この日の特別な要素としてピックアップすべきことは、
記憶は曖昧ですが、
「札幌から名古屋までバトンを繋いできました、そして
私たちがついてるから大丈夫だよ、と名古屋のTAから全国のTAへ伝えて下さい」
という内容の言葉を語ってくれたこと。
そして、ダブルアンコールでは、映像の演出つきでWho...を歌ってくれたこと。
そう、名古屋の最終公演の締めは、IvyではなくWho...だったんです。
このWho...での映像は、今回のTAツアーのリハ風景や、ツアーの最新LIVE映像などが流れ、準備段階を含めてツアーを振り返る内容。
そして、映像の最後には、全てはTAのために という文字が流れるというもの。
ツアー最後の締めとしては、本当にきれいな形で締まったと同時に、
もうきっとあゆとTAとの間に出来てしまった溝は埋まったんじゃないかな、というのを感じました。
そして、あゆ自身もきっとそうであると信じてるんだと思います。


だからこそ、次にこのタイトルが生まれたわけですよね、
それが、
『Just the beginning -20-』。

おそらく、今回のTAツアーを通して、TAとの間にできた溝は埋まり、
きっと信頼関係を取り戻せたんじゃないかな、という手応えを感じたのではないでしょうか。
それは、あゆにとってもTAにとっても。
そう信じて次なるスタートへ進み出そう、と。

ではそこから次に始まるのは何か。それは
20周年に向けての新たなる幕開け、ということ。
そう考えれば、ストーリーとして見事に繋がっていくわけです。
最終公演の名古屋公演は、あれはただの後夜祭ではなかった。
2016TAツアーから、次の章の幕開けへの橋渡しのような公演だったのではないか、ということです。

 


その次なるスタートは、もうわずか数週間後。
果たして、そこにはどんな景色が広がるのでしょうか!!

 


ここからもう一度始まってくスタートを どんな風に切って行けるのかな
高鳴るこの鼓動 何を選び描いて どんな地図が出来上がるかな♪

 

 

 

↓全セットリスト表 

 

 

2016年のアリーナツアー『M(A)DE IN JAPAN』が幕を閉じてから約1カ月が経過。
WOWOWの放送が控えている直前でツアー解読のガイド的な意味も含めての記事を書きました。
毎度のことながら当Blogの解釈は個人的な解釈であり、本当の正解なのか定かではありませんので参考程度にお読み下さればと思います。


M(A)DE IN JAPAN(※以下、MADE IN JAPAN) 本編は、あゆの人生をサンプルとし、人の人生や、生きることを表している。
それぞれの季節は、季節そのものというよりは人生の中の出来事や感情などを象徴したもの、と解釈。

ツアーが終わってからツアーパンフレットを改めて見返してみると、
各章の所に書かれた短い文章がそれぞれの内容を示唆(しさ)していると改めて感じました。
パンフレットの短い文章をここで改めて添えながら各章を振り返ってみようと思います。



【春の章】
華やかに日本の四季スタート!
全ての命は芽吹き、桜舞い、獅子舞が喜びを告げる!
豪華絢爛に、そして時にシュールな棘を持ちながら、日本列島のたくましい生命力を-。
・tasky ・GREEN ・FLOWER ・WARNING

01



03

04
幕が開くまでは、アルバム新曲のインスト。開幕はMADE IN TOKYOと同じ選曲のGREEN。
が、ステージセット、衣装、フォーメーションなどはまた別の形で展開。
FLOWERはこのツアー最大の見せどころとなる花みこしでの演出。バックスクリーンに花の映像が出たり、みこしそのものが花だったり、花道で桜の花びらが散って降ってきたり、まさにJAPAN流のFLOWERを魅せた。
歌もCD音源以上に圧のある歌い方で、特にサビの出だしの所は印象に残った人も多いだろう。
WARNINGは、年末からの続投で、一部演出や髪型などは違ったものの、ほぼ同じ形で残った。
この曲は最近セトリに組み込むことが多いが、歌詞やコリオも特徴的だし盛り上がるシャッフルロック曲という珍しいポジションなこともあり、個人的にはこのまま定番曲にしても良いぐらいだと思う。
オープニングの章ということもあり、冒頭は和を強調した2曲で演出面もかなり気合いの入ったものでした。
人生を表現した裏テーマに当てはめると、この章は芽吹きや始まり、誕生を比喩した章かもしれませんね。




【梅雨の章】
憂いの雨音に宿る懐かしさと儚さは、
切なくも美しいリアルな体温のまま今も残っている。
やがて雨の降るなか、もう泣かないでと言わんばかりに月が現れる-。
・rainy day ・MOON

05

rainy dayは期待通りの選曲。MOONでは海をバックに月が照らす場面として展開。
雨や夜の月は悲しさや寂しさの象徴とも言えるようなイメージで章が進み、梅雨の章であり水の章であったようなイメージでしたね。
この章では特に背景の幕を巨大なバックスクリーンとして使用した演出が美しかった。




【夏の章】
ギラギラと照りつく太陽-。
愛おしい四季があるからこその短い日本の夏をエネルギッシュにセクシーにノンストップで駆け抜ける!
・NSPIRE ・You&Me~Lelio~XOXO~glitter


06

07

08

灼熱の砂漠の暑さを夏の暑さに見立てた選曲でのINSPIRE。ダンサーズのコリオが過去のものと大幅に変わっていたが、特徴的な部分は残っていた。
一旦あゆがステージから消え、次のYou&Meの冒頭でメインから花道を通ってサブまで一気にデコレーションされたキックボードで駆け抜ける!
この部分はツアー中何度か衣装チェンジがあり、途中から着始めた衣装のadidasのトップスを着てLIVEに参戦するファンが急増。
メドレー形式でlelioに繋がる。今回は違った形でしたが、lelioはあゆとダンサーズが一緒に踊るいつものスタイルの方が個人的には好みだったりもして。
続いてのXOXOは、最初はチアリーディング風のトラックが流れ、「A」、「Y」、「U」、からのラインダンス。これはかなり楽しかったですね♪
メインに戻って通常のXOXOに戻り、続いて夏の章の締めはglitter。
今度はステージ左側からグレイシートレインのようなフォーメーションで歩く。
曲ごとに楽しい演出が次々と出てきて、やはり全体的に夏の章は楽しさを表した章でしたね。




【無の章】
哀しみ、怒り、祈り、絶望から最後に垣間見える希望-。
囚われ、声を消された人々が無表情に無機質に存在する無の世界。
それは、これ以上傷つかない為に感情を捨てた人々の世界。
・BLIRRANTE ・Mad World ・Endless sorrow
09
この章だけ、どこか浮いている章であり、ある意味一番印象的で意味深な章でもある。
季節とはかけ離れた"無"というものを章にするぐらいの意味があるということですよね。
BLIRRANTEは落胆や絶望のイメージのある曲で、暗闇の中で宙に浮いて歌う。
アルバム新曲のMad Worldも、まさにこの章のために作られたと言っても過言ではない曲。
ダンサーズの"喋ってはいけないポーズ"と口を塞ぐポーズがかなり印象的。
前半で冷静に止まってたダンサーズが後半では口を塞ぐものを必死にはがすような、もがき苦しむようなダンスをしていたのがすごくグッと心を動かされた。
続くEndless sorrowはレア曲であり、ツアー前にあゆが投稿していた久しぶりに歌う曲、とはおそらくこの曲のことだろう。
この選曲は補足のようなことがあるのですが、それはこの曲のPV。
PVを改めて見ると分かると思いますが、内容は会話禁止の世界で、天使の所に辿り着いた子供が歌を歌うというもの。
まさに今ツアーの無の章なんです。
リキと空中パフォーマンスの見所もあるんですが、これは羽のない天使が羽ばたいている場面を表したものかもしれませんね。
この章が表す具体的な部分は、昨年のTwitter本人アカウント封鎖騒動の例にもあるような、
自分の思っていることを好きに発言してはいけな悲しさ、誰かの理想像になるような言動しかしてはいけない立場である苦しさを表した章ということだと思います。
そして、それはEndless sorrowが発売された15年前から状況や思う所は変わっていないということ。
この時代に吐き気がしてるという本音は、歌の中だけでしか言えないということ。
ツアータイトルで(A)になっているのは、あゆが囚われた身であることを表している、という説もありました。



・(ever free)
続いては、衣装替えであゆがいない時の影絵がすごく印象的だったのでピックアップしようと思います。
CD音源のever freeが流れている中、結婚や出産を含めた人生の縮図のようなストーリーを影絵で演じる場面がありました。
この影絵に今回のツアーの裏テーマのヒントがあるように思いました。
このツアー自体が人生の感情の縮図を表すものであり、また、
日本特有の"季節"というものの最も大きな特徴は1年を1周期として、終わったらまた最初からその1周期の始めから繰り返すというループ感を表すものであるように感じました。
季節がループして繰り返すこと=1つの人生は様々な出来事を繰り返す=人の人生もまた次の新しい命が生まれて繰り返していく、という繰り返しの意味も含まれているようにも感じました。
影絵の最後は、「We are alone」「But, We are the one」「So, All we need is love」というメッセージで終わる。
これもまたツアーの裏テーマと密接に関わるメッセージのように思いました。




【秋の章】
見慣れたコンクリートジャングル。
速すぎる時代の流れに負けてなるかと、
スピード感のある日常世界へ引き戻されながらも、
自らの足でしっかりと立つ事を再び誓った秋-。
・Survivor ・until that Day...
10
アルバム新曲のSurvivorから秋がスタート。
枯れ葉カラーのオレンジ&茶色で照らされたステージと、あゆの衣装が再び和服仕様に。
"文字通りのコンクリートジャングルで ねぇ此処よりシュールな街ってある?
 いわゆるカワイイの奥に潜んだ残酷さを外の人達は知らない"
ツアーパンフでもピックアップされたここの歌詞は、日本の裏と表を表した部分に思いました。
一時期海外生活をしていて、客観的に"外から見た日本"を味わったあゆの立場だからこそ思う部分だったのではないかと。
MADE IN JAPAN、日本で生まれて育って形成された自分。しかしその日本にも特有の裏と表、光と影があるということ。
それでもまた高く飛び、チャレンジしていくことで、僕らなら救える気がする、
だから君と僕は生き抜こう。
という部分のように、秋の章は絶望や悲しさから希望へと向かう場面を表した章だと思いました。
until that Day...は、ほぼ定番チューンでもあり、あゆの活動で常々思っている部分かもしれないですね。




【冬の章】
長い冬が始まる-。
静まり返る街。寒さから身を隠すように消える人々。
しんしんと辺り一面、銀世界。
・Days ・you were...

夢見る純情の冬の恋の名曲バラード Daysで始まり、悲しい冬のバラードyou were...に繋がる、冬のバラードの章で展開。
Winter diaryが年末からの続投と予想していたが、意外にもセトリから外れてしまった。
Daysはファンの方を見て優しく歌う場面も多く、幸せな気分になれる大事な曲。
一方、you were...はガッツリと演出に入り込んで歌う。
ここでKOちゃんが相方役として出てきたのですが、いつもならシューヤがやりそうだったポジション、しかも衣装もいかにもシューヤが着そうな衣装で、KOちゃんがやっていたのが相方役というよりは、むしろ"シューヤ役"という感じにも見えました。




【終わりの始まりの章】
静寂から終焉へ向けて街が慌ただしくなって行く。
焦るかのように、終わりを惜しむように、ざわめきは高まり続ける。
大事なのは場所ではなく、人だった-。
そう、誰と何を見たか-。
あなたの答えは、あなただけが知っている-。
・evolution~SURREAL ・vogue ・You are the only one

聞き慣れないピアノのフレーズが流れ、サブから和服のあゆが出現。
これはevolutionの和バージョンで、静かに始まってメインに行き、テンポアップしてから太鼓ダンサーズと共に上げ上げで歌う。
このダンサーズのサビの太鼓の振りつけがすごく楽しくてツボでした♪
続いてSURREALに繋がった後も同様に太鼓を叩き続ける。
vogueも和風版というか、太鼓版と言えるほどに太鼓ダンサーズは印象的すぎて、つい一緒に太鼓叩きたくなるほど。
あゆは何かを花に見立てることが多いが、FLOWER、vogue、後述のflower gardenともに、花関係の選曲が多い。
本編締めくくりは、アルバム新曲のYou are the only one。
大事なのは人だった、という部分に相当する曲がこれだと思われます。
あなたの答えはあなただけが知っている、と書かれているように、
あゆにとってのOnly oneがいるように、それぞれにとってのOnly oneを大切にしようという締めくくりのように感じました。
また、ここで再びガッツリと和の演出に戻ったのは、季節は終わってもまた次の季節がループして始まることを示しているような気もしました。
終わりは次の始まりを意味する、という。


和の演出で季節を章ごとに表現した本編はここまでですが、やはりこのツアーはアンコールまで含めて本当のメッセージがあると思います。
ので、変な言い方ですが、ここの締めくくりは個人的には仮の締めくくりと捉えています。




【アンコール】
・Mr.Darling
(※ツアー中盤まで) ・MC&振付講座 
・Summer Love ・flower garden(※ツアー後半から) ・Boys & Girls
 TODAY メッセージムービー(※大阪公演のみ)
・TODAY


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Mr.Darlingはツアー中盤までだったので、前半に行けた人は聴けてラッキーでしたね♪
MCはSummer loveの振付講座が中心で、ZINはレギュラーで毎回出演。その他にも日替わりで補足解説するメンバーを呼び込んだりも。


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14  全体的にアンコールは本編で表していた内容の補足的な内容であり、ファンやスタッフなど身近な人たちへの想いを表した場面が多かったと思います。
Summer loveではMCで練習した振付をファンと一緒に踊り。
flower gardenでは裏方スタッフたちを大勢ステージに上げて集合写真を撮ったり。
ステージ上にいる、あゆにとっての自慢のスタッフたちと、それを見ている客席の大勢のファンたち、その光景こそがあゆにとっての自慢の『花畑』(=flower garden)という意味での選曲&演出とも解釈できますよね。
Boys & Girlsではボール投げや歌の掛け合い&ララ♪の部分での踊りでファンと一体になり。



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16  そしてTODAYこそが肝になる部分であり、ツアーの裏テーマの結論につながる部分でもあります。
人の「一年間」を切り取っても、人の「人生」を切り取っても、生きることは何度も同じような喜びや悲しみを繰り返していく。
その繰り返すループの中にはいろんな出来事やいろんな感情が生まれ、良いことだけでなく悪いことも辛いこともある。
しかし、結局最後に考えたり感じたりする結論は、一年間の生活や長い人生だって、大切な人がいるなら捨てたもんじゃない。
大切な人をどれだけ愛せるか、特別な日じゃなくても今日をどれだけ精一杯生きれるか、ということがこのツアーで表したかったことだったんだと思います。
最後のTODAYでのメッセージムービーで故郷福岡への感情、熊本の避難所の場面を映した応援もあったり、熊本に生中継をしたり、日本という国が一つになって頑張ろうという内容も含まれていたのかもしれませんね。
故郷を振り返る部分なども、TOKYOからJAPANへと拡大・進化した部分にも繋がると思います。

スクリーンには歌詞が映し出され、この曲ではあゆが泣きながら歌う場面も何度もありました。



【ダブルアンコール】
・The Show Must Go On
(※大阪公演のみ)
・MY ALL
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18
ダブルアンコールでの2曲は、ファンのために込めた想いを固めた選曲。
The Show Must Go Onは、ファンへの変わらない想いを元に一年間の活動を記した曲ですが、春夏秋冬の歌詞が出てくる所が偶然にも今回のツアーの四季のコンセプトとリンクしてたりもして。
MY ALLは、終わらない夢を見せたい想いは今でも変わらないよ、ということを歌いつつ最後を締めくくり、3度目の幕が降りて終了。

この2曲は、特に次なるTAツアーへの想いにも繋がる部分ですよね♪




【--- 総括 ---】
年末のMADE IN TOKYO から MADE IN JAPANへとタイトルが進化したツアー。
TOKYOからJAPANへと変わった意味は、TOKYOという限られた場所&限られた期間から、JAPANという国&長い期間へと視野を拡大させて一層壮大なコンセプトにしたから、と解釈しています。
つまり、『TOKYO』はアーティスト浜崎あゆみとして住み始めた場所であり期間でもあるが、『JAPAN』は生まれ故郷も含めた場所と地域ということも含め、ayuという個人&アーティストである自分を含めた人間そのもの、を表す場所。
MADE IN TOKYOは主にアーティスト浜崎あゆみとしての表現が主体であったのに対し、
MADE IN JAPANは、いち人間として、人の人生についての表現に大きく幅を広げたということ。
また、更に日本(JAPAN)特有の"四季"を象徴としての題材に掲げて場面や演出やセトリを固め、人生の様々な出来事を表現していったツアーに進化したということです。
人生の様々な出来事を表現するにあたり、一般論としての人生というよりは、あゆ個人の出来事や感情をサンプルとした内容で構成されていたと思います。
人生や生きることという壮大なテーマを四季に当てはめて表現し、シュールな現実、喜びや悲しみを繰り返しつつも、大切な人がいるなら精一杯生き抜いていける、それを日本という国で生まれ育った浜崎あゆみが全力で表現する。
これこそが、MADE IN JAPANに込められていたメッセージだったのではないでしょうか。




また、ツアー内容そのものとは別ですが、各地での集合写真やLIVE撮影OK、ハッシュタグ写真投稿企画など、様々な試みがあったツアーでもありました。

集合写真にはとりあえず写れたので個人的には満足♪

あゆと一緒に写真が撮れる、ということで大興奮したファンが各地に多かったことでしょう。地方のファンのこともちゃんと考えてるよ、というのが分かる企画でしたね♪

LIVE中写真撮影OKの企画は、写真撮れるのも嬉しいですが、SNSに投稿したりといった2次的な盛り上がりもありましたね。

個人的には、この企画に関してはどうしたら良いのか迷う場面が多かったです(笑

ちなみにこのBlog記事に貼った画像は、撮影OK曲に関しては基本自分で撮った写真が中心で、他のファンの方が撮影した写真は使わないようにしました。

となると、撮影OK企画のおかげでBlog記事に載せる写真が大変充実したというのは事実です☆

(※撮影不可の場面の画像はもちろん自分で撮った写真ではありません)

一番の問題は、良い席で見てた時に、あゆがこっち見てくれた瞬間に、肉眼でそれを見て目を合わせるか、それともこっち向いてくれたその自分だけの瞬間をきっちりと写真に収めるか、これが究極の選択でした(^^;

また、盛り上がってる場面のあゆをカメラ構えて撮るのか、それとも写真そっちのけで踊ったりして楽しむか、これもまた難しい選択でした(笑

どっちの選択をしても自分的にどっちが正解だったのか未だに答えが出ないというかw


さて、5、6、7月に渡って開催されたアリーナツアーが終わり、夏もイベントやLIVEが定期的にあり、

およそ1カ月後には次のTAツアーが始まるという充実ぶり!

時間が過ぎるのが早いですが、まだまだ楽しみは続く☆









~【番外編の章】~
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代々木3日目のみの限定サプライズでトレンディエンジェルとGACKTが登場!
さしめしで斎藤さんと話していた、ツアーに出てくださいという話が口約束ではなく本当に実現。
そしてまさかのダブルサプライズで斎藤さんにモノマネされていた側のGACKTも登場。
GACKTが登場した時は、聞いたことのないぐらいの歓声で客席が超盛り上がった!
今回のサプライズはあゆ側が本当にうまいことをやってサプライズを成功させたと思った。
おおかた、この手のサプライズはツアーファイナルにやったりするものだ。
そして、おおかたこういうのはMCの時に出てきてやったりするものである。
が、今回のはその『お約束の型』みたいなのを破ったから本当に誰も予想がつかなかった上に、2段階のサプライズを用意していたのにはビックリ!
しかも、あゆのLIVEはダブルアンコールでMY ALLで幕が閉まったら本当に終わりなのである。
が、まさかそれの後に持ってきた所がすごい。
そしてなにげに絶妙だと思ったのは、これをファイナルに持ってこなかったこと。
"浜崎あゆみ"のツアーのファイナルにこれを持ってきたら、なんか違うというか。
氣志団の時は、あゆも衣装を着てコラボして歌ったからまた意味は違うんですが、
今回はあゆはあくまでも"仕掛け人"としての立場で歌っていないから、まあ言ってみればオマケのお祭りみたいなもので。
でもオマケにしてはメンバー豪華すぎるし、GACKTはこれだけのために海外から飛んできたというすごさw
斎藤さんの「うどんに野沢菜~」に対してGACKTは「牛丼は吉野家~」と返して、しっかりとオイシイ所を持って行って終わりました。
いや~これはこれで良いもの見れましたね!



LA PERLA 青山店

展示オークション品写真集 


イタリアの高級ランジェリーブランド 『LA PERLA』 青山店にて、
浜崎あゆみ直筆サイン入りフォトパネル&本人着用LIVE衣装が展示され、
チャリティーオークションとして出品されています。

オークション期間は、3/25~4/5までの12日間。
おそらく、展示される期間も、このオークション対象期間だと思います。

展示開始初日に店舗に行って実物を見て、全てのあゆ関連の展示物を写真に収めてきました。
入札希望者もそうでない方も、当Blog記事に載せる写真をぜひ参考にしていただければと思います。
このBlog記事を参考に落札者が出れば幸いです♪
二次加工などは一応お断りしておきますが、画像の保存は好きにしていただいて結構です。




店舗の外観/入口


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店舗内は地上2階&地下の3フロア構成。
店内はどこを見渡してもモダンな構成になっており、まるで近代美術館のような演出が施されています。
入口を入ると、まず目の前に地下に降りる階段があるのですが、すぐにこの階段の脇の壁にあゆのサインパネルが6枚展示してあるのが目に入ってきます。


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ここに展示してあるものはおそらくオークション対象外の展示物だと思われます。
それぞれ左から1枚ずつ写真に収めたのを載せておきます。


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そして、その階段を下って地下に行き、左に曲がった先のラウンジルームにオークション対象品が全て展示してあります。
ラウンジルームの入口から中を撮ったのがこのような雰囲気です。


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ここで店員さんにオークションの説明をしていただいた所、
ここのラウンジルーム内にある専用の用紙に個人情報と希望入札額を記入し、
最も記入金額が高額だった人に連絡がいく、とのことです。
おそらくヤフオクのようなネット上の価格オープン形式の競売というよりは、誰がいくら入札したか分からない形式の競売かもしれませんね。

サインパネル6枚にそれぞれ1~6までの番号がふってあり、この番号が出品の商品番号と思われます。
中央のサインパネルと赤い衣装には番号がふってませんでしたが、これらの入札は番号は記入しなくて良いのかもしれませんね。
それぞれのサインパネルの下には、各写真パネルであゆが着用している服、またはそれの関連品が展示されているようでした。
赤い衣装の両隣にある黒い衣装は、あゆの関連品なのかは不明でした。

以下が、それぞれ入札対象のサイン入り写真パネルと本人着用衣装の写真です。

よく見ると分かると思いますが、階段の脇に展示されてたサインパネルよりも、競売対象のサインパネルの方が太いペンでしっかりとサインが書かれているのが分かります。


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以上がサインパネル。



続いてのこの赤い衣装は、先日代々木会場で行われた2015-2016カウントダウンLIVEの本編後半で着用していた赤い衣装です。
この衣装はどうやらカスタムメイド品らしいですね。


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以上が詳細の写真です。




店舗情報は、
『LA PERLA 青山』
住所:東京都港区南青山5-3-2
最寄駅:表参道
表参道駅A4出口から、表参道ヒルズと逆方面(大通りのみずほ銀行&交番とは逆の方面)にまっすぐ数分歩くと到着します。
デパートなど除くと、ラペルラ専門店舗はアジア圏では香港と東京青山、それぞれ1店舗ずつとのこと。

参考地図↓




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尚、オークション詳細の書かれた外部参考記事のURLをいくつか貼っておきます。


http://actresspress.com/tag/la-perla/


http://www.fashionsnap.com/news/2016-02-05/laperla-aoyama-open/