おはようございます。


ガン末期になりますと本当に食事が喉を通らない。どうやっても飲みこめない。飲みこめば吐き気、腹痛に後で襲われます。苦しく痛い。刷り込まれ余計に食べられなくなる。

どんなに美味しい奥様の手料理でも味わう前の飲みこめない状態ですので、食べられないがん患者さんを責めたり、自分を責めたりはしないでくださいね。それでも不思議なもので週に一食か2週間に一食、食べられる事があります。

私も一昨日、栄養士さんが売店にまで追いかけてきてくれて、偶然目に入ったレトルトカレーが食べたいと言いましたら、その晩夕食にカレーを出してくれて久しぶりにご飯を食べられました。

末期がん患者の食事対策は、栄養や思いやりより対応の早さ。食べたいと思えた時にそれを出せるかが優先されるようです(笑)

そんな食生活ですと1か月で10%近く体重が落ちる時期があります。今の私がその時期なのですが、多くのがん患者さんが流石にもう無理かと悟る時期なのかもしれません。

ご家族から見れば、みるみる痩せていく1か月で体重の10%以上の体重減少がなければ、がんでの順当な死は意識しなくて良いのかもしれませんね。

緩和病院ではこの辺の患者の気持ちを察してくれていて「食べなくとも良い」という食事に切り替えてくれます。


今の私の食事は、3食ヨーグルト、ガリガリ君の小さなカップアイス、小さなジュースのみ(笑)食べられない事の罪悪感からは解放されます。人間こんなに食べなくとも、生きていけるのかと関心するほど食べていない感じです。

ありがとうございます。