ご注意ください。

余命宣告を受け入れ、死を覚悟している、がん患者の真面目で、大切なこと、正直な気持ちですが、

読んで不快に思う方もいらっしゃると思います。

がんで余命宣告を受け入れた、私、末期がん患者の気持ちを知りたい方のみ、読み進めてくださいませ。

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のがんは、直腸がんステージⅣ、肺、肝臓転移、肺に100以上のがんが散らばり、手術は不可能。余命宣告は2023年7月に「3か月は大丈夫、短ければ6か月、1年生きるのは難しい」と言われました。

抗がん剤治療サードラインも効果が無く、血液検査の結果が良ければフォースライン、最後の抗がん剤治療が受けられるという状態です。(2023年9月現在)

死に関する話題を忌み嫌うのは、末期がん患者の私にとって良いことではありません。



縁起でもないと、お叱りを受けるかもしれませんが、私は最期の様子を想像できるようになりました。

がん闘病をした、多くの方のブログのおかげです。

私にとって、不安を和らげてくれる情報が、がん闘病ブログにはあります

私の先を経験されている、がん患者さんご本人のブログでは貴重なお話が聞けます。

がん闘病ブログは、本などには書いていない、がん患者さんの「知りたいことを教えてもらえる希少なもの」とも思っていますので、私と同じように思われている方だけに向け、あえてアップいたします。





私にとって、死への過程、死の瞬間が想像できることは、恐怖心を少なくできる重要なことです。


最も悪いのは、非がん関連死、心臓血管疾患や呼吸器疾患などで突然のような死に方。

「最も悪い」というのは、生きている時間が短くなるという意味で、苦しむ、苦しまないは別の話。それはまだ分かりません。

今、私が想像するのは、私の一番長生きの出来た場合の、良い方の最期です。

私は直腸がんですが、転移性肺がんの進行が早く、おそらく肺がんに近い症状で亡くなると想像しています。

 



これから受けるフォースラインの抗がん剤治療が効果無く、

まずは、自宅での経過観察。

その後、紹介状を書いてもらい転院。

ホスピス又は緩和ケア病棟のある病院で数回の入退院を繰り返す。

その後、緩和で在宅ケア。

その時がくるまで、今より衰えながらも少康状態を保ちます

(主治医はここまで1年以内を予想していますが、私はもう少し長くかかるのではないか?長くあってほしいと思っています)


その日の昼間も体調は特別悪くないのですが、夜に呼吸困難を起こす。
(夜というのは、腸閉塞、心筋梗塞共に夜起こした経験上の想像です)

自力で呼吸を整えられることもあると思います。

それが不可能と思った時に訪問看護師又は最後のかかりつけ病院に自分で連絡。

救急車を自分で手配。

手配が出来なければ、苦しみ、意識を失い自宅で孤独死となると思います。

救急車を無事呼べて、運が良ければ今までかかった事のある病院、最悪知らない病院へ搬送。

 

痛みと呼吸困難で意識は朦朧となっていると思います。

ここからは自分の意志で何かを頼むことは難しくなっているでしょう。

それでも、「激しく痛む前に鎮静してほしい」と医師に伝える。

これが出来て、医師が行ってくれれば、安らかに逝ける。

伝えられなかったり、医師が躊躇したら、痛みに苦しみながら逝くことになると想像できます。

その日は、突然来るとも想像しています。

体調が徐々に悪くなり、最期の日を迎える1週間前から入院し、医師や看護師と冷静に話しながら、穏やかに死んでいくことが望みですが、そうなるとは思えません。

一番に望むのは、痛みや苦しむ時間が最短でありますようにと願っています。

こうやって書いてみると、本当にあっけない。

中身も内容も無く、突然のように最期を迎えることになるのだと再認識させられます。

私に限らず、多くの末期がん患者さんは、最期の日を迎えるのは、出来るだけ先延ばししたいが、自分の力ではどうにも出来ない。

現実を受け止め、心の準備と、終活をするしかないのだと今更実感しています。

ご気分を害された方には謝罪いたします。