米ニューヨーク市は14日、中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok（ティックトック）」などのSNSが若者のメンタルヘルスを悪化させているとして、運営各社を提訴した。
このニュース、NYC市長すごいな。
アダムズ市長は「多くのSNSは依存症を引き起こし、（若者の）危険な行動を助長している」と非難した。 対象のSNSはティックトックのほか、インスタグラム、フェイスブック、スナップチャット、ユーチューブの五つ。ニューヨーク市は運営する米メタや米グーグルなどを相手取り、カリフォルニア州の裁判所に訴状を提出した。ネット上でのいじめや、プライバシー侵害の原因となっていると主張している。
これ、本当にその通りだと思う。だけど、こんなスマホマーケティング時代に、例えNYが勝訴したとて、もうどうにもならない。
子供は好きなものにはとことん傾倒する。自制も制限も聞かない。今日はこの辺でやめておこ、って自発的に行動できるのは何歳から？おとなだってそういうの苦手になってきてるこのご時世。
特によくないなと思うのがショート動画、リール。あれ、ほんと催眠作用でどんどん回していくし、脳の忍耐力も奪ってる。ごはん食べながらスマホみるからこれからの時代人間はどんどん太っていくだろうし（すでにか）、SNSだって個人のものより商業・マーケティング目的のアカウントが人間からアイデンティティを奪っていく。怖い時代になりましたね。っていうと、私は昔ながらの古い人間側にもう回っちゃってるんだねー。
だから最近つくづく思う。スマホよりニンテンドーのほうがまだマシだ。
なので、ゲームはやらせてる。だけどそれも、今時（特にうちのような都会在住の）子供たちは、お友達の家に行き来する、ということもなく、学校から帰ってくるとマイクラつなげて、フェースタイムつなげて、一緒に外を走り回ったり、お互いを自分の作った家に招待したり、お出かけしたりしてる。自分の好きなペットや、秘密の地下室なんかを紹介しあってキャッキャしてるし、そこには他人も存在していて、知らない人がペットくれたり、なんか接触してきたりもする。現実世界より楽しい。まだ9歳の娘は疑いなくそういう遊びを利用してそんな世界で生きてる。目を光らせてはいるけど、まあすごい時代ですよね。