ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
※今日も読み流し?てください。
・理想
・想定
捕らぬ狸の皮算用なんてことわざもありますが、人は終着点が目標とされる成果からどのくらい離れてしまったかで評価をする事が多いです。
数字を目安にすると分かりやすいので、それを指標にすることが多いでしょうね。
観客動員数、参加団体数、協賛企業数などなど。
”理想とする形になる”なんて人生の中で一回もないのに求めて歩きます。
歩くついでに誰かを巻き込んだりして勝手に悩んだりしてるわけですが、理想があるのであれば想定もないとダメ。
出来る限り失敗に近い想定と、妥協できる部分の想定の二つは用意しておかないとショックで寝込むだけです。
うまくいくように動くのですが、うまくはいかないのが世の中。
それに目くじら立てて怒る必要もないし、人にあたる必要もない。
そうしたところで現実は変わらないわけで、”失敗は失敗であり成功は成功である”という事実に目を向けておけばいいと思います。
「失敗しそうなことはしない方がいい」
そりゃそうですね。
失敗しそうなことをしない事が失敗しない事もあるわけで、失敗しそうならやめた方がいいと思います。
そういう先見の明があるのであれば、すぐに指摘すればよいのですが”あなたの理想になってませんか?”←ココ
ココが怖いんですよ。
理想の押しつけになってる場合もあります。
けっこう多いですね。
舞台関係だと”ひとりよがり”って言われたりします。
「知恵を回すな、全力でやれ」
なにを全力でやればいいのか分からないんですけど、真剣にかかれって事なんでしょうね。
真剣に取り組んでいるひとを見た時に人は感動する、なんて表現するひともいるくらいです。
確かにそう思う場面は多いです。
手抜き・息抜きの演奏って見抜かれるんですよ。
不思議ですよね。
だから手抜き・息抜きの演奏をする場面もうまく使わないとダメ。
それすら期待値へ結びつけるように演出しないといけないと思います。
中川家という漫才師の漫才の中で、二人そろってツボに入ってしまって一時的に話が中断する場面があったりします。
漫才ではけっこう定番な感じではあるのですが、あれって演出やネタ合わせでやってるわけではないでしょう。
ほんとに話を中断してしまってるんですが、そこを再び本筋にまとめあげる。
”どうやって戻すんだろう”なんて気持ちがありながら、最後のオチで”まとまった”と思った時は笑いだけではなく称賛となります。
これがいつまで経っても分からない【 ものごとの現実 】ってやつです。
笑わせる立場の人間が笑ってしまって話を中断する→失敗
って思うんですが、それが最後には称賛になるなんて想定はできませんよね。
でもそういうのを軽々とやってのける人も存在するんです。
なんでそういう事ができるのか不思議。
意気込んで空回りは悪いことではありません。
悪いのは後付けの理由を探し始めること。
”こうしなかったから失敗した””こうしてないから失敗する”なんてのは後付けですよ。
次の一手、次の一手を新鮮に繰り出していける気持ちが大事でしょうね。
失敗してもいいんだよ。
失敗は誰もしたくないし、汚点は作りたくない。
そこにあるのは何でしょう。
ではまた。
【 宣伝 】
令和7年9月8日(月)18時半から
ハピリンホールで津軽三味線コンサートを開催
チケットは前売3,000円、当日3,500円
・たのしい
・おもしろい
ここまでを伝えるのはわりと出来る事だと思う。
・また見たい、聞きたい
その次は難しい。
再度来てもらうためにはもう一段階上の”たのしい””おもしろい”が必要。
・わたしもやってみたい
ここまで引き込むのは至難の業。
観客を引き込むステージにしたいと思ってます。
何卒宜しくお願い致しますm(_ _)m
問合せは重造会 0776-27-5010もしくはコメントまで。