そうきたか2 | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

 

 

 

インターネット上の話というのはとかく誤解をはらんで広まる傾向が強く、個人のブログで書かれた一行の文章でさえも真実として広まる事が多々あります。

このブログに関してもそういう危険性ははらんでいますし、そういう事を考えて、書くことを選ばないといけないという想いを常に持っています。

さて、昨日の続きはもっと先に書こうと思っていたのですが、そうも言ってられない問題じゃないのかな?と思うので今日書くことにします。

 

 

 

そうきたか、の二つ目は中学校部活動の地域移行についての市議会での答弁内容。

市議会でも注視されているようです。→福井市議会12月定例会質問通告

地域移行関連の質問が議員から出ています。

 

そこで問題と思う理解があります。

 

【関連部署の理解】地域移行に関わっている市役所の部署内では、福井市文化協会との連携が出来ているように認識されているようです。

 

わたしが認識している協会内への説明は1.5回だけでして、協会内の芸能部門に1回(20分あっただろうか)。

理事会での説明が1回(30分はあった)だけです。

連携という状態までは行きついておらず、意見交換もほぼされていないのが現実です。

今は連携に向けての前段階のさらに前段階だというのがわたしの中での認識。

 

確かにコーディネーターという立場の人が来たりしてます。

説明も資料も配ってますし、足を運ぶため準備をするための時間も使ったでしょう。

そういうん内々の苦労が連携という言葉に繋がる・繋げたがる。

 

そうきたか、そう理解するわけか、と思うわけです。

関係部署には今一度文化協会全体の意見はまだまとまっていないし、方向性も示していない事を伝えようと思います。

 

 

 

【基本の答えは「お任せします」】

 

わたしは福井市文化協会内でも芸能部門に所属していますので、芸能部門で主に考えている事を中心に書いておきます。

芸能部門全体がそうだと思いますが、芸能分野は音を出す事、また広い練習場所が欲しい場合がほとんどです。

普段からそういう部分に苦心しています。

 

今のところ、地域移行に関して学校を解放してくれるのかの結論も出ていませんし、公民館などの場所を新たに借りるのも難しいのが現実です。

子供たちが習いに来る事はすべての団体が歓迎していると言っていいと思います。

しかしながら、歓迎していても練習できる場所・活動できる場所が無いとどうしようもできません。

 

 

また、習い事として来る場合はすべての用意が出来る子供(家庭)しか習いに来れません。

楽器の購入代金にお月謝は重造会でも当たり前に頂きます。

※ちなみにですが邦楽器は高額になるのが常です。

 

ある方は子供料金的な用意をしなくてはならないのかも…と考えているようですが、なんでそう考えるのか?というと「部活動」だという認識が強くあるからだと思います。

 

部活動はすべての生徒が参加できるように仕組みづくりがされてます。(やりたい部活が無い事もしばしば)

先輩からユニホームを引き継いだり、道具を大事に使い代々使えるようにしたり、かかる費用も負担にならない程度におさえる努力を学校やPTAで行ってきたはず。

その恩恵をわたしも受けた時期があり、授業で伝えられない社会で大事な事を教わる時間が部活動だと思うから、地域移行によって来た子供たちをどう迎えようか、部活動に沿った何かを用意しようと考えるわけです。

そこの感情・考え・良識に「お任せします」って答えはないだろう…と思うわけです。

 

今のままだと費用面も、生徒間での問題や保護者への対応もすべてお任せになってます。

相談する窓口も決まってませんし、なにからなにまで不足があるわけです。

 

 

 

【わたし的には今まで何してたの?という感覚】

 

当時にもらった資料が無いので気のせいだったら申し訳ないのですが、地域移行についての議論はPTA連合会の中では令和2年だと無かったかな。

令和3年には話題に出ていたと思いますし、令和4年には意見交換があったと記憶してます。

 

確か令和5年度を目途にしていた時期があったので、各学校での準備は急務であるという認識がありましたが、その後に令和8年度までトーンダウン気味に延期した事も記憶してます。

そして令和8年度だとわたしの子供たちは中学校を卒業してるので「あーよかった」と思った事も覚えてます。(無責任)

 

福井大学附属義務教育学校後期課程のPTA会長をしていた時期に地域移行の話はすでに出ていましたし、当時から活動場所の確保と人材確保について悩ましい現実を義務教育学校だけではなく公立校も抱えていました。

義務教育学校については福井大学の研究機関でもあるので、福井大学の教育学部に通う学生に単位をあげて部活動を見てもらうような無茶な案を学校へ提案してみたりもしてました。※倫理上の懸念があるので当時は却下されました

印象としては非常に恵まれている環境が義務教育学校にはありましたが、今はどうなってるんでしょう。

 

過去にそういう経緯・経験があり。

議論に関しては任期終了と共に引継ぎとして手を離れ。

再び全く違う場所から(前回はPTAで今回は福井市文化協会)同じ議論へ再加入。

 

再びこの問題に加われと動かされている気分がしてます。

そうきたか、この問題には関わらないとダメなのか・・・そういう気分です。

 

 

 

 

 

あきらめ気分での「そうきたか」

新発見に感嘆する「そうきたか」

人生の中でどっちが多いんでしょうね。

ではまた。

 

 

 

~ お知らせ ~

 

NPO法人青森民謡協会主催 民謡ショー『新春オールスター津軽民謡』

 

 

 

 

年の初めに熱い民謡ショーはいかがですか?

津軽の魂を感じる舞台です。

 

日時:令和7年1月3日(金) 昼の部:開場12時30分/開演:13時00分 夜の部:開場15時30分/開演:16時00分

場所:浅草九劇

チケット:前売4000円 当日4500円

お問合せ:090-2211-5458(サイトウ) NPO法人青森民謡協会事務局

 

FAX:044-222-7513 ホームページお問合せからも申し込み頂けます。