ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
昨日はひさびさにコンクール会場に行きました。
活気のある場所へ行くとエネルギーをもらえますね。
そう思いました。
大会スタッフの皆さんは震災の混乱時に決断をするのが怖かったと思います。
ものすごい勇気が必要だったと思いますし、この日に津軽三味線の音が流れている事に安堵の気持ちもあった事でしょう。
また来年も、という想いで帰路についた人もいると思うので可能な限り続けていけるようにがんばってください。
現在、津軽三味線のコンクールは日本の各地で開催されています。
以前はそれをいじる人もいましたが、今はコンクールがあるおかげで愛好者が増えています。
住んでいる街から近い会場を選んだり、本場青森を目指したり、さまざまな目標設定で取り組めるようになりました。
人が動くという事は経済が動きます。
そして文化が伝搬します。
青森県の津軽地方だけのものが、今は世界に愛好者が存在するようになったのは大会のおかげと言っても過言ではないでしょうね。
しかしながら、駐車場を見ると能登半島地震の爪跡もあるわけで…
複雑な感じがしましたが、何人か石川県在住の民謡関係のひとと再会できてよかったです。
あとはこのブログを読んでくださっているひともちらほらと…こんな乱文なブログ記事を読んでくださりありがとうございます。
人と人をつなぐのも大会の大きな役割なのかもしれませんね。
今回の大会は娘殿2号が同行していました。
昨年は一度も顔をみせていなかったので、審査員の先生方(青森民謡協会の皆さん)にあいさつに行った時に『娘殿と一緒に来ました』と話すと「え?」という感じで一斉に振り向いて気を使われてしまったのが面白かったです。
娘殿2号も大会へ挑戦するのかしないのか、これから相談していきます。
来年は重造会からの選手が増えるかも。
忙しくなりそうです。
ではまた。