ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
道具シリーズをそろそろ三味線に、と思っていたのですが結局筆が進まず年末を迎えてしまいました。
忙しくて暇がないならいいんですけど、ただの無精でして今年は一年こんな感じでした。
見通しが立つようで立たない。
見えるようでいて見えない。
どの業界も同じだよ、と言われるかもしれませんが式典や行事、人の出入りに頼っている業界なので、同じではありません。
皆無、というのが現状で今年後半にかけてぽつぽつ演奏依頼があった程度です。
生じゃなくてもいいじゃないですか。オンラインでも十分でしょ。
こういう意見もあるんですけど、オンラインではノリが生まれません。
お客さんにとってのノリもあるんですが、演者側にもノリというのがあります。
相手がいてなんぼ、この気持ちがわかってもらえると嬉しいです。
オミクロン来襲で控えるところは増えるでしょうし、来年も見通しは暗いものと覚悟しています。
唯一、助けになったのは教室です。
うちは複数人でのお稽古をしていないので、それが吉となりました。
個人稽古であったので三味線の教室に関しては再開が早かったです。
唄の教室に関しても人数が少ないのでこちらも早く再開出来ましたが、ほんとうは生徒さんはわんさかいないと生活に困るわけで(´д`)
人数が少ないことを考えると喜んではられないという・・・
千代備さん(シロクロ猫)、すりガラスの前で餌を要求しているわけですが、足音や声で誰かはハッキリ認識してるんだろね。
来年は明るくハッキリとした年になりますように。
今年も一年ありがとうございました。
このブログをお読みの皆さまも、よいお年をお迎えください。