ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
教えっていろいろありますが、心意気や気持ちなどの教えがとても大切になることがあります。
わたしの場合はやはり自分の親やその親の教えが大切なものです。
仕事に関しては特にそれを感じます。
いちいち書き出すと複数の人間の考えが交錯するので難しいですが、今の自分の考え方はそれらの教えで出来上がっています。
この業界も他も一緒ですが、腕で負けていてはいけません。
負けているうちは軽く見られますし、納得のいく立場にはなれません。
すべては自分に原因があるので、それを克服する努力をいつもしなくてはなりません。
でも、
腕を至上と考えると敵は増えますし、人格が荒みます。
同じ場所で働く者同士が切磋琢磨できるように動き、一対一の付き合いが出来ないと仲間も出来ません。
私から見ると不思議なのですが、私の親は年上の人が兄弟分と言ってくれたりすることが多く、他を認めない人が多い業界なはずなのに互いに認め合う人がたくさんいるように感じます。
考え方が似ている者同士なのは後になって分かり、私もいずれはそうなりたいと思っています。
世の中には間違った教えも存在します。
正しいかどうかを判断するのは自分。
責任を負うのも自分であります。
しかし、その責任の一部を担う人も存在します。
「指導者」「師匠」「先生」といった、人に教えを説く側の人間です。
間違っていたなら非を認め、訂正できるものは訂正し、自分が信じてきた道で気付いた事は隠し事をしないようになりたいものです。
「前はそうやってたんだけど違ったんだよ。今になってやっと分かったんだよ。」
素直に、教えを伝えられる人間になりたいものです。
最後に、素直に書きます。
暑いです。