ヒントを掴め。 | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

ブログを御覧頂きありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。



掴みたいときに掴めないもの。



チャンスの神様は毛が三本、という話を大阪に住んでいたときに初めて聞きました。

掴み所の少ない神様らしく、訪れた時の狙いどころは前髪とも見える三本の毛。

ここを鷲掴みして、三本とも握らないと逃げられてしまうのだとか。

チャンスも掴みにくいものです。



同じく掴みにくいのは『ヒント』です。

手がかりやコツの類いになる言葉でしょうか。とにかく、これが掴めると物事はなんでも快調に進みます。



言葉の魔法みたいなものですが、わたしはお稽古中に『弾けない訳じゃないですよ』という言葉を使います。

お稽古あるあるで、たまたまその時には弾けないのですが、自宅では弾けてるというものがあります。

それを指して、『自宅では弾けてないですか?』と問うと「家では弾けてたのに」と帰ってきます。

『ということは弾けない訳じゃないですよ』と話し、お稽古が足りない事を遠回しに相手に伝えます。

聞く人が聞くと、気休めや慰めの言葉として聞こえるみたいですが、実際は『もっとお稽古したら大丈夫』という意味が込められています。



ヒントを掴むためには数か必要。



社会の摂理とでも言えばいいのでしょうか。

教えを乞うことは出来ても、実践するのは難しく、やはり努力を要する。

作曲や採譜などの時間を要する部分は、便利な教材が手に入っているのでその部分は短縮は出来ています。

しかし覚えるための時間や、慣れるための時間は本人が短縮してくれるより他に方法はありません。



しかし、それを傍観していては師匠業は勤まりません。

相手に早く慣れるための時間があれば、そこにヒントとして自分が演奏しているときの感覚や感触を伝えていきます。

それらを元に掴めれば、わたしが1年かかったものでさえ、習いに来た人は1ヶ月で納めてしまいます。

しかしすぐに掴む人と、掴まない人がいることも事実。

毎度、ここに悩むことが多いのも師匠業の宿命です(´ー`)







ふと言葉の魔法で考え付きました。

あれは『北海道山唄』を唄ってるんだよ、と思えば腹も立つまい・・・。

そうそう、習う人が捉え違いしてるんだアレは。

まあ、北海道には「蝦夷富士の唄」っていう唄がありますけど・・・。



今日も言葉の魔法を使います。



~ お知らせ ~


『民謡どうでしょう Vol.3』

平成29年4月29日(土)昭和の日
開場 12時30分
開演 13時
横浜にぎわい座 芸能ホール

「日本の唄」といえば何でしょう?

考えてしまうくらい多種の音楽が日本にも存在しますが、その中のひとつに地域に密着した音楽【民謡】があります。

土地が変わることで、リズムや音階が変わり、とても音楽理論のない時代に出来たものとは思えないくらいの作品があります。

楽しいこと、悲しいこと、苦しいこと、幸せなこと、ひとの想いを歌詞に綴り、舞いとして身体で表現する音楽が【民謡】です。

その素晴らしさの欠片をお届けする舞台!


前売 3000円(税込)
当日 3500円(税込)









平成29年6月4日(日)
日立システムホール仙台コンサートホール
開場:10:30
開演:11:00
入場料:前売3000円 当日3500円【全席自由】

津軽三味線コンクールが仙台に!

普段耳にすることのない人でも、耳にしている人でも楽しめるのが大会の面白いところ。
自分自身の思いを込めることの素晴らしさも分かりますが、所属する会や参考にしている奏者なども分かるようになります。

それが理解できた時、あなたは「通」になる・・・かもしれません。
興味のある方は旅行がてら、ぜひ!!









津軽民謡・津軽三味線『重造会』

〒910-0019 福井県福井市春山2-20-10

TEL 0776-27-5010


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