世の中丸く | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

たまに耳にするのですが、今のお客さんや芸人さんや舞台関係者は『丸くなった』という先生の若かりしころの風景。

大会であれ、舞台であれ、荒々しい激励が飛び交っていたそうです。

私自身が三味線弾きなので、その三味線弾きに対するその一例。



『さっきやった手じゃないか!』
『なんかもっとこう、あるだろ!』



真剣に聴いているからこその正確な批評が舞台中、即座に飛び交っていたそうです。

即興性が強い、と言われる津軽三味線はこんなお客さんの言葉から生まれたのでしょうね(´ー`)





では、今の世の中でそんな言葉を投げかけたらどうなるか?

時代の流れでしょうか。
言い放った人が変人扱いにされてしまうかもしれませんね・・・(´д`)

丸い方が良いのか・・・
とんがった方が良いのか・・・
これもまた難しいです。