続・財)日本民謡協会・石川県福井県連合大会! | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

昨日はお疲れ様でした、選手の皆様、大会スタッフの皆様、協会本部から審査員の皆様、いつもいつもありがとうございます。



毎年の事なのですが、なにか目標がないと日々のお稽古も同じ事の繰り返しで「実感」というものがありません。
大会というものは「他人が聞いてみてどのように聞こえたのか?」という所が「点数」となってわかるものです。
去年より下った、去年より上がった、これは参加した人にとって非常に支えになるものだと思います。

日々のお稽古の成果を感じられた一日だったのではないでしょうか?



昔々の話ですが、私の父親がまだまだ小さかった頃の大会の話です。

当時の青森県(黒石周辺でしょうね)では小さいながらも民謡の大会がよくあったそうです。
私からみれば曾祖母や祖母によく父親は連れていかれたそうです。

そんな時に今でも覚えている風景と言うのが「喧嘩」だそうです。
大会終了、審査発表の時になると決まってこの「喧嘩」が始まるそうです。

内容は「俺の唄のどこがあいつに負けたんだ!」です。
しばらくすると、審査員と押し問答がはじまり、「お前唄ってみろ!」と大会関係者を巻き込んでの大騒動。

子供ながらに大人が真剣にやりあっているのを見て楽しかったそうです。

「今思えば、その頃の選手は他の選手の唄も真剣に聞いていたんだろうな。」
と父親も話してくれます。



その真剣さを見習って、日々修行です・・・。

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