宮城県から帰ってきて、あれこれと回った場所を思い出し調べていくと早速記事にしてくれていました。
http://ringo-radio.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-f33d.html
山元町での演奏です。
ここは唯一「避難所」で演奏しました。
すでに仮設住宅などへの転居の手続きをされている人は引越し等で忙しいそうです。
住民票や保険証などの書類関係の仕事で役場がごった返していました。
そんな中、まだ仮設住宅へ転居されていない人や時間のとれた人が次々と現れ、演奏を聞いてくれました。
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=19910&blk_id=10868
岩沼市での演奏です。
ここは仮設住宅が建てられている場所の一角に設けられた「集会所」で演奏しました。
仮設住宅では生活感が漂い、それぞれ自宅の掃除や仕事、「復興」へ向けて忙しく動いているような雰囲気がありました。
集まっていただいた皆さんのおかげで明るく、楽しい演奏が出来ました。
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=19965&blk_id=10970
七ヶ浜町での演奏です。
ここでは周辺地区をルートを作ってもらい演奏していきました。
海辺周辺の地区なのでどうしても現場が目に入ってくるのですが、想像以上の状況でした。
「瓦礫の山」と言葉にしてしまえば簡単なのですが、工事現場などで見る大きなショベルカーがミニカー模型のごとく小さく見えるぐらい巨大な「山」でした。
処理が出来なくて困っている・・・という報道を何度か聞きましたが、「こんだけあったらいつまでかかるんだろう?」と思ってしまうほどです。
「復興へ向けて国が抱える問題の山」そんな印象を受けました。
現状を目の前にして、衝撃を受けましたが、被災していない地区に住む元気な我々が何をすべきか?と考えさせられる時間を過ごしました。
わかった事は「今以上に元気に働き稼ぐこと」です。
募金だって、お財布事情によって限界が必ず来ます。
ボランティアだって、体力の限界が必ず来ます。
実際は「早く」募金やボランティアを集める行動をやめられるようにしなくてはならないのでしょうが、現実はそこまで「早く」やめさせてくれそうな感じではありません。
コツコツ、コツコツと地道な作業を積み重ねるしかない日々を被災地では繰り返しています。
それが一番の近道だから一生懸命作業を繰り返しています。
それを支援できる体制、余力作りを「復興できるまで」我々は忘れずに行動しなくてはならないのだと思いました。
一生懸命稼いだ分を何かの形で還元できればいいのではないのでしょうか・・・と今は心の整理をしました。
稼いだらまた稽古を積んで再会しに行きたいです(´ー`)。