語録 | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

ここ最近、自分の先生の言葉を本にしたらどうか?と思っています。

何気なく話している会話の中にいろいろなヒントが隠されていて、日ごろ聞けないような話が山ほどあるのでそれを文章にしてみたらどうだろう・・・ある人にそんな話をすると、絶賛されました(゜Д゜)。



しかし、ここで問題があります。



話を直接聞くとわかりますが、先生の口調を文章であらわすことが不可能であり、その口調が非常に大事な要素になる事がわかりました。

「どことなく標準語なのですが、やはり津軽弁」というしゃべり方が聞きに来てくれた人々の一番心を掴むようです。

詳しく聞くと、「まったく訳のわからない津軽弁」ではないので、ある程度容易に話している内容、情景などを理解・想像することが出来るのが楽しいんだそうです。

これは文章化するときに大事にしなくてはならない部分です(`∞´)。



これが問題です。
文章にしたときに困るものが多数存在します。

「小さい(ん)」
「(い)と(う)と(え)を同時に発音」するような相槌
「はっきり発音する(が)に鼻にかけるように発音する(が)」

津軽弁を理解できる人にはわかると思います。



福井弁ならなんだろう?

「すごいんやって」と若者が話す言葉が、年配の方になってくると「すごいんにゃって」になるような年代による方言の変化などが当てはまるのでしょうか(´ー`)。



『民謡は方言の文化だ』と話す先生の言葉を標準語で書いてしまっては台無しです。



今後は文学青年のような勉強もしなくてはいけないようです。
うーん、どうなるのだろうか・・・。