昨日のブログのつづきです。
植物は何をどうやって取り入れ、成長しているのでしょうか?
答えから言えば、
水と二酸化炭素が原材料で、光合成しているためです。
これを詳しくみていきましょう。
植物は二酸化炭素と水を使い、光合成を行って糖を作り酸素を排出しています。
二酸化炭素の炭素固定(カルビン回路)ですね。
分かりやすくすると、
二酸化炭素+水 → 植物 → 酸素+糖
まさに空気と水が植物自身の体になっています。
根からは何を吸い上げているのでしょうか?
それは窒素です。
空気を吸い上げていると言ってもいいですが、これには一手間必要です。
これを炭素固定といいます。
窒素は気体として安定しています。
あまりに安定しているのでNが2つくっついたN2は引き剥がすのに雷くらいの大きな力が必要なくらいです。
ちなみに『稲妻』という字に『稲』が入っているのは雷が稲を育てると信じられていたからです。これは迷信と言うより経験的事実でしょう。窒素固定という意味では正解です。
このN2をNへ引き剥がすことができる細菌がいるのです。
窒素固定細菌です。
ジアゾ栄養生物です。
彼らの働きで窒素を分解してアンモニアができます。
このアンモニアは水にすごく溶けやすいので、簡単に植物が根から吸い上げられます。
豆科の植物が土壌をよくすると言われているのはこの窒素固定細菌が共生菌のためです。
連作するときに豆科を植えるのは古来からある知恵です。
植物は根っこから吸い上げているものは、水であり、そこに溶けこんだアンモニアです。
そのアンモニアが植物にとって必須の窒素を供給してくれるのです。
まさに、植物は水と空気からできています。
植物は光合成で酸素を吐き出していますが、呼吸もしています。
呼吸では動物と一緒で酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出しています。
(室内に観葉植物がたくさんあるからといって実は酸素はあまり増えてないのです、光合成が盛んにされる、つまり光によく当たり成長している必要があるためです)
最近の研究では植物の根は吸い上げているだけでなく、細菌が好む栄養を出して自分に必要な栄養素の調整をしていることがわかってきています。
そして、われわれはこの植物が空気と水を原料に光合成によって作り出した、栄養と酸素によって生かされているのです。
植物そのものを食べないでも、植物を食べる生き物、それを食べる生き物という食物連鎖によって栄養を手に入れてます。
そういう意味では生物の栄養のもとは、空気であり、水であり、光です。
地球生物はみな太陽(光)からエネルギーをもらう子供でもあるのです。
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