奥深い育児 | 自閉症たぃちゃんmamaのブログ

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喋れないたぃちゃんは、自閉症スペクトラムでした!

たぃちゃんメインに5人の子どもたちの日常を投稿させていただきます♡


    

たぃちゃんは自閉症スペクトラムです。


主に言語の発達に遅れがあり


まだ、mamaも言えません🤐


小学一年生です♡♡



昨日は療育手帳の更新で

中度重度になりました。


その判定に関しては…正直、軽度でも中度でも重度でもいいんです。

重度だからダメとか、軽度だから良いとか無いです。


支援の幅が広がるし、今現在の出来ること、出来ないことが明確になり、よりたぃちゃんに寄り添った育児が出来るかなと思っています🍀




主治医の診察。

昨日は詰め込んで、主治医の診察日でもありました!



・学校は比較的落ち着いて過ごせていること

・集団学習より個別学習の方が集中できること

・その時々の場所や相手によって対応を変えること

・トイレ自立したこと

・特定のお友達との人間関係が築けたこと

・学校で母を意識したこと 

・要望のある時だけmamaと発語すること

・言葉だけの指示が通ること




・服の袖、マスクを噛じること

・チンをズボンに挟むこと

・わざとゲップをすること

・喜怒哀楽が激しいこと

・譲れないものがあること

・指示に固有名詞が入ると理解できないこと





など、支援学校に入学してからの事をひとつひとつお話させていただきました。





お母さん、この子は我々が今話していることの6割は理解していますよ!!


洋服やマスクを噛じる?チンを挟む?衛生的に気になるのは分かりますが、何でダメですか?

それはダレ目線の心配ですか?

我々には考えても分からない、本人なりの理由があるんですよ!


例えばストレス緩和や不安の現れ、感情のコントロール、ただの暇つぶし、面白い…とか分からないけど、理由があるんです。


何もかも全てダメ❌にしてしまったら、どこに気持ちをぶつけるんですか?それが自傷や他害の始まりにもなりますよ?

自傷や他害が始まってしまうと、とてもとても根深い。そこから抜け出すのは難しい。


洋服噛むくらい良いじゃないですか?マスク噛むのなんて可愛いもんですよ!


この子は理解が出来ている反面、バリア(警戒)が強い。

その時々で甘えてるように見せかけて、良く観察して、見極めて、しっかり警戒していますよ。


強く否定すればする程、そこにしか意識がいかなくなるから、見て見ぬふり、放置して、やらなくなった時に褒めてあげましょう!



これだけスムーズに学校に通い、オムツが取れ、学習も頑張れているんだから、多かれ少なかれストレスも感じているし、我慢もしているはずですよ。



と言われました。

我々には分かり兼ねる「訳」があること。

自分の中で一生懸命処理しようとコントロールしていること。

ソレが処理しきれなくなった時に自傷や他害に繋がってしまうこと。そうなってしまうと、抜け出すのが困難なこと。


また、先生が言った




この子は6割は理解している



は、先生が「いいじゃない、やらせておきな」とか「なんでダメなの?それは誰目線?彼目線で考えたらどうなの?」


と、たぃちゃんを肯定する言葉を話す時に、たぃちゃんは笑ったり、穏やかな顔をし、時には爆笑していたようです指差し指差し




ちゃんと話を聞いていて、理解しえもらえている時には反応がよいそうな。


反面、否定的は話をすると、別室に行こうとしたり、話を遮るような声を出していたそうな。



私たち、親から見た清潔感や衛生面なんて、たぃちゃんには知ったこっちゃないらしい。


そう、私たちは、たぃちゃんから見た、たぃちゃんファーストな育児をしなくてはいけない、いや受入れなくてはいけなかったんですね。



どんなに考えてもきっと答えは出ないだろうけど、無理強いさせて強制的に止めさせるより、してない時には褒めたり、見守る思いも大切なんだと思いました!





・・・いや!

育児って

奥深い。。


まぁ、そうだよね。

定型、障がい関係なく、人それぞれ意見も考え方も違うもんね。


私たちの物差しで決めてはいけないよね。




でもさ?何でも寛大に受容すれば良いってのとも違うよね??

ホントむっっっっず!!!