区分けと血抜き。 | 百か繚らん 〜らんちゅう〜

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『全国純宇野会』公認のブログ。


宇田川先生は魚の血の整理整頓を筋目で区分け、型分けをした。

うちのセンセは尾島鈴木盛田で型分けをする。



宇野先生は?



あっ!




センセに

「宇野先生はきちんと血の区分けされてたんですね!最近やっとわかったわぁ〜。」

「むーみんママ…今頃かいっ!遅いわっ!」


頭をパシッとどつかれたが遅くても気づけたことのほうが嬉しかったので問題なし。

ウフフ…

やっぱり自分はドMである。



宇野先生と寺崎氏の対談の中にそれがはっきりしているところがある。

宇野先生は一番に『色』で分けていた。

その次に形。

これで色の重要さがわかる気がした。



宇田川先生の筋目

センセの尾島鈴木盛田


これを色で分けると


5筋の色

4筋の色

3筋の色…



尾島の色

鈴木の色

盛田の色…



この中に収まらない色が

6筋だったり7筋だったり(あれば…だが。)

浜松だったり、トキンだったり、

言い方の違いだけで区分けはどれも変わらない。


それに色柄、形を重ねていけば…みたいな…的な…

うーん、この辺りはまだ私の勉強不足。




昨日のブログのことになるが

センセの言うクリーム色。




昔はやっぱり居たそうな…

播磨…にね。



色揚げ用の餌やクロレラを与えてクリーム色になった魚ではなく

元々クリーム色の色素を持った魚をセンセは探している。

居なければ、見つからなければそのクリーム色まで遺伝子を戻すとセンセ。

血抜き…だ。

とてつもなく大変な作業、年数がかかる。



尾島鈴木盛田の中から抜くのだから

尾島からが一番の近道。


けれど

尾島鈴木盛田で固めた血だからそう簡単に戻りはしない。

宇田川先生の選別を忠実に出来ていたからこそそれで血が固まった。

だからセンセは

間違ってなかったけど間違っていたと言う。



クリーム色が居ないから…