手を合わせるときに
ひとことで供養供養と言いますが、
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供養と言うのは、相手に対して自分の実績をもって
説得しようとすることだから、難しいし、時間もかかります。
ですから、なんとなく、どうやったらいいかわかんなくて、億劫にもなったりします。
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でも、神仏に向かい合う時、
回向（えこう）なら、だれにでも簡単にできるんです。
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調べてみると
「亡くなった故人を偲ぶこと」とありますが。
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別に故人を偲ぶだけでなくてもいい、
今まで自分がやってきた事柄、
発した言葉を思い返すことも
愛しあった人や、争って離れてしまった友のこと、
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それから、
まだやり尽くしていないことや、
到達できなかったこと。
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事の記憶、物の記憶、トキの記憶。
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おおよそあなた一人の経験も
回向することができます。
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神仏に向かい合う時、
先祖を回向し、
自分自身のことも回向してゆくわけですね。
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回向とは、自分の自分に対する供養なのかもしれませんね。
つまり、過去の祈りと実績の集大成ですから、
これなら簡単にあなたの未来に
次の道がついてゆきますね。
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だから念珠があったらものすごく役に立ちますね。
時間かけて、集中して、ていねいに、
邪魔されないで、ゆるりと回向できるから。
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ですから手にするその時までの、
「念珠」そのものの回向もできるように創りましたよ。
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どうせ選ぶなら、
肌身離さず 持つのなら、
いいものを どうぞ。
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田中一人
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