立ち食いそばを愛するがゆえに書かせて頂きます | 茨城県大洗町常陸屋のブログ

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手打ちそば常陸屋です。茨城の大洗町です。茨城産の常陸秋そばを常陸屋の石臼でゆっくり挽いています。茨城産の常陸秋そばは日本一おいしいそばの品種です。茨城でそば食べよう。観光で水戸にお越しの際はランチをどうぞ水戸大洗インターから10分です

僕は立ち食いそばが大好きなんです。

早くて安くて旨くていいですよね。

そば好きな方はみんな好きですよね。

でも、以外と知らないこともあるかと思い

書かせて頂きますが、決して立ち食いそばの

批判とかではないので、ご了承ください。

手打ちそば屋がかくと、悪口のように

思われるかもしれませんが

僕は立ち食いそばが大好きだし

結構たべています。

ここの記事を読む方は

そば好きな方が多いと思うので

そばの雑学として、立ち食いそばに

ついて書かせて頂きます。

立ち食いそばってまず安いのが魅力的ですよね。

手打ちそば屋の半値以下ですね。

では、なぜ安くできるのか?

簡単ですが、原価が安いんです。

では、そばの原価ってどうなってるのか?

いろいろあるので具体的な数字は出せませんが

立ち食いそばのそばについて

書いてみたいと思います。

立ち食いそばのそばが安いのは

そもそもそば粉の割合が少ないんですね。

そば粉が1割から2割ぐらいが普通です。

9割が小麦粉(うどん粉)です。

そして、リン酸塩を入れることで

めんがつるつるして美味しくなります。

さらに、リン酸塩でめんの量がふえるので

歩留まりがよくなります。

1割しかそば粉が入ってないのに

めんが黒いのはそばがらを細かくして

入れているからです。

そばがらって枕の中に入っていたりしますよね。

そばがらの枕は気持ちいいですよ。

でも、乾麺のそばなんかは違うんですね。

日本農林規格(JAS)法に基づく「乾めん類の品質表示基準」

というJAS法というものがありまして

そば粉が3割以下の時は何割かを

表示する義務があるんです。

そば粉が3割以上ならそば粉と書けばいいそうです。

生麺は3割以上入れないとダメらしいです。

なので、日本ではそば粉が3割以上ならそばと

表示することが出来ます。

立ち食いそばが1割なのは

飲食店はJAS法が適用されないようです。

そして、そば粉の値段ですが

輸入の一番安いものと比較すると

国産は3倍から4倍します。

さらに、小麦粉は輸入のそば粉の3分の1ぐらいです。

なので、安くできるわけですね。

立ち食いなので、働く人数も少なくなり

職人がいらないので給料も安いです。

そんなことで、立ち食いそばは安いんです。

僕もこれからも、たまには立ち食いそばを

食べますが、旨くて早くて安いのは

いいですよね。

そばっていろいろあるというそばの雑学でした。