8月27日 台風前の静けさ 

 

2〜3日まえ、花の蕾のふくらみを感じていた、ヌルデ。咲いてます。少しのんびりできるかと思っていたら、結構忙しい。暑さを耐え忍んで、待っていたんですねー。これも小さな花。よく見つけました。さすがですねー。自画自賛。でも先に見つけたのは蝶。先に蝶をみつけて、その蝶の下にヌルデの花があったわけです。蝶の名前はわかりません。せっかくなので写真を。えっ、残念ながら、すぐに立ち去ってしまいました。動き回る動物。動けない樹木。動き回る動物の写真は大変ではないでしょうか。

さて、蝶は去り、動けない樹木のヌルデ、ヌルデの花が残りました。

もちろん、捜していた瞬間です。ヌルデの花、投稿します。

 

ヌルデ(ウルシ科ヌルデ属)小高木、落葉、葉(羽状複葉、互生、鋸歯縁)

ヌルデ、クズの花とともに、花の競演。いえいえ、ヌルデの木に、クズが覆いかぶさってきているのです。恐るべし。ヌルデの花、木の先に長く伸びた花序に、小さな白い花がいっぱい咲いています。クズの花は奥の方に、小さく紫色で写っています。

ヌルデの花を、先に見つけた蝶。一瞬、蝶が写ってくれました。

小さな花を撮ったら、カメムシっぽい虫。

小さな花を撮ったら、アリ。まわりはハチも飛んでいるし。

ヌルデの花の香り。弱いけれど、甘いとは言えない、でもなんともよい香り。

虫たちがこんなに集まるのは、花の色か香りか、蜜か、花粉か、なんの魔法なのでしょうか。動けないものの、深ーい戦略です。

ヌルデは雌雄異株。これは雄花。雌花も探しましたが、現状見つかりません。

まだチャンスはあります。雌花とめぐり逢えますように

めぐり逢ったのは、シオカラトンボ。アキアカネと違い、サービス精神旺盛。今日も目の前で止まってくれたので、写真を撮りました。焦って少しピンボケ。ピンボケ?

もう一歩近づいたら、瞬間に飛び去りました。シャッターは切ったので、写ったかなと期待したら、このとおり。

アキアカネは今日も元気に飛んでいます。台風の風に吹き飛ばされぬよう、早めに避難してくださいね。