8月23日

山道散歩。アキアカネの群衆。秋らしい景色です、というところですが、結構前から飛んでいる気がします。季節が、少し秋らしくなってきたので、逆にアキアカネが気になったというところでしょうか。小さいのが、群れになって飛んでいるので、写真には納まりそうもありません。どこかにとまるのを待っていたら、まったく止まることなく、みなで飛び続けています。まわりには特に、樹木の花も見当たらないまま、シオカラトンボが2回も止まりました。アキアカネ。集団で飛ぶ。休まない。深い戦略なのでしょうか。いつかはどこかで休んでほしいものです。昆虫のブログではないので、ここまでといたします。

動き回るトンボを見て思いました。動き回る動物と、動けない樹木(植物)。自分以外の何かを食べて生きる動物と、自分で光合成して生きる植物。動き回って生きる動物は、口から食料を食べて、胃や腸で消化、栄養にして成長する。つまり進化の途中で、動物は体の中に胃や腸を作りこんだのです。動けない植物は、葉っぱの葉緑体や根を使って自分で栄養を作って栄養成長します。胃や腸は作る必要はありません。そのかわり、動けない分、目に見えない魔法をたくさん使っています。虫や鳥や小動物も、その魔法に誘われ、せっせと花粉を運んだり、種を運んだり、どれだけ研究が進んでも、尽きることはない魔法です。

 

樹木の花・・・猛暑シリーズを終わり、もう少し続きます。

クズ以外、秋の七草を少し見つけましたが、今日はアキアカネ一本で。

昆虫シリーズ?

見えますか。この点々。

見えますか、この点々。みなさんのパソコンの画面が汚れているわけではありませんよ。アキアカネ!飛ぶ!

立秋。秋。秋風。口にしていると、秋が寄ってくる。そんな気がします。