VOL.84の続きです。
標高1500m、冷温帯の信州。その地域の代表的な植生をご紹介しています。
昨日は、シラカンバ、ナナカマド。七回かまどにいれても燃え尽きない。ナナカマドの名前の由来。
さて、今日はミズナラとレンゲツツジを紹介します。冷温帯の代表樹木、シラカンバ、ミズナラ、ナナカマドを楽しみにして信州を訪れましたが、レンゲツツジは知らなかったので、うれしいおまけとなりました。ただテーマである樹木の花に出逢えたのは、ナナカマドとレンゲツツジのみ。シラカンバとミズナラは、またいつか。生きてる間に、出逢えるでしょうか。
自分が本で学んだことを、本物で確認できることに、喜びを感じられるようになった。最近身に着けた、少しうれしい”わざ”です。ずーっと昔の旅では、出逢っているはずだけど、もちろんその時は、樹木なんて大きな森のひとつの点。
ミズナラ(ブナ科コナラ属、高木、落葉、葉(互生、鋸歯縁))
ミズナラ。わからないですよね。でもこれがミズナラなのです。
ミズナラの確認は葉っぱの形。15㎝くらいで大きい。カシワ餅っぽい?。
同じブナ科コナラ属で標高300m暖温帯では、コナラ、クヌギ、クリなどの植生。
ミズナラは見られません。信州に来て、やっと見ることが出来ました。
レンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属、低木、落葉、葉(互生、全縁))
少し緊急情報:※レンゲツツジについて、読者の方から教えて頂きました。次のとおり。”東京都保健医療局は、間違えやすい有毒植物を紹介しており、その中にツツジ科の『レンゲツツジ』を挙げています。”つまり、蜜を吸ったりすると、嘔吐、痙攣などの中毒症状を起こすらしいです。小さい時、ツツジの蜜は、よく吸っていたような・・・気を付けましょう!でも、美しい。
よい色です。朱色でもなく・・
こんにちわ。はじめまして
ご参考 標高300mの暖温帯、モチツツジ(VOL.59)
これもこれで、毎年、山道散歩のお友達です。こちらは毒性はないようです。
よくわかりませんね。
ナナカマド並木の下層部に、レンゲツツジ。素晴らしい、冷温帯植生!