5月1日 雨 寒い

今日から5月。

ブログを始めて一ヶ月半。樹木の花をテーマに書き始めました。

花はウメやサクラばかりじゃない。すべての樹木は、目だったり、目立たなかったり、大きかったり、とても小さかったり、いろんな形で花を咲かせ、次の世代につないでゆこうとしている。そんな姿を、自分の目を通して、お伝えしたいと思い、始めてみました。

始めてみると、想像以上に樹木は、花は、多様に形を変え、次の世代につなぐための戦略を練っていることを実感しました。そして、だんだん細かく観察するようになり、花を写すだけでなく、冬閉じていた芽が開き、葉が展葉し、花芽が成長し、花粉が飛び、受粉、受精し、結実し、この一連の生長の中にも様々な戦略があることを考えるようになってしまいました。知識を現物で確認することはとても大切だけど、現物を見て知識を膨らますことも多くなり、めっちゃ、忙しくなってしまっている今日この頃です。忙しい、頑張る!のではなく、頑張らないで、ゆったりと、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を楽しみ、鍛えつつ、山道散歩での樹木の花とのめぐり逢いを、ブログに落とすつもりだったのですが・・・。

頑張ります!えっ!

 

ブログに登場する樹木たちが、近所にない場合の方が多いかと思います。五感を使って楽しむことが困難だとしても、脳で想像力を鍛えるというのはどうでしょうか。今咲いている花や柔らかそうな若葉は、どこからどうやって伸びてきたのだろう、これからどこまで伸びてゆくのだろうなんて。五感のもとはすべて脳ですから。

街に住んでいるなら、公園、街路樹、神社、どこか”行きつけ”を見つけて、好きな樹木を見つけて、”追っかけ”(推し?おし?)の木を、追っかけしてみてはいかがでしょう。大きい公園なら、樹木に名札が貼ってあるところもあり、便利ですが、なければ、人に聞く、図鑑で調べる、アプリで調べるなどなど、でも必死になるといやになるので、なにか名札を見つけてみては。

 ウメ、サクラ、ツツジ、マツ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、アラカシ・シラカシ(ドングリの木)、クスノキ、クロガネモチ、ツバキ、サザンカ、サンゴジュ、ソヨゴ、キンモクセイ、ユズリハ、ヤマモモ、イチョウ、イロハモミジ、モクレン、プラタナス、トウカエデ、ナンキンハゼ、ネムノキ、ハナミズキ、ヤマボウシ、ユリノキ、アオキ、シャリンバイ、アジサイ・・・なにか近くにありませんか。

これからもシーズンです。まだまだ、いろんな戦略を立てて、花は開きます。

街路樹ではユリノキ、山にはホオノキ、これから5〜6月頃大きな花が咲きますよ。

高い木が多いので、普通の目線で歩くと見逃してしまいますね。必死で見ないと、見えないのかもしれません。私は初めて見たときは、アハ体験でした。

 

これからも、ブログ続けてみようと思います。一人でも、見て頂ければ、書き続けるモチベーションになりますので、よろしくお願いします。

 

※写真をクリックすると、写真だけ大きく見ることができます。少しは、わかりやすくなるかもしれませんので、ご活用ください。