その日の感動は、その日のうちに。と思いつつ、少しずつ時差が。ご容赦ください。
4月28日 暑い
少し足を延ばして神社まで散歩。ヒサカキの雌株を、見つけたのはこの神社。
そういえば、ヒサカキのめしべに花粉は受粉したろうか。雌雄異株。遠くにいる雄株のヒサカキからの花粉は届いただろうか。
その近くに、きれいな小さな花が、いっぱいぶらさがっている。小さな花。新発見?ここでいう新発見って、自分にとってのという意味ですが。つる性、葉の形、これはアケビですねー。アケビの花、新発見。写真ご紹介です。秋に大きなアケビの実になるのでしょうか。
アケビは、雌雄同株、雌雄異花。つまり、花は両性花(一つの花のなかに、おしべもめしべもある、よくある花)ではなく、おしべの花とめしべの花が別々に咲いています。これも、一つの進化のあり方なのです。それも自家不和合性。えっ!もう大変です。本当に樹木たちそれぞれ、戦略が複雑すぎて、本当にそれでいいの?
花の香りを確認してみました。雌の花は、とても強い甘い香りがします。雄の花は?香りは甘いけど、雌よりだいぶ弱く、違った甘さ、でもよい香り。でも違う香り。雄と雌では、確実ににおいが違う。生き残り戦略!深いですねー
アケビ(アケビ科アケビ属)つる性木本、落葉樹、葉(掌状複葉、互生、全縁)
掌状複葉、花は、おしべの花
右上、めしべの花、左下、おしべの花
おしべでーす。むき出し。白い花びらは萼。
手前、めしべでーす。むき出し。同じく白い花びらは萼。
一つの花序に、おしべとめしべの花、同居。でも別居。複雑ですねー
棒状のめしべが受精し、あのアケビの実に育ってゆきます。
めしべでーす。むき出し。白い花びらは萼。