失敗した次の瞬間が大事 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 関東圏では埼玉の中学受験の結果が一通りでつつあります。やはりどうせ進学するものではなかったとしても(東京の子は練習でうけます)、いざ「不合格」とついてしまうと、結構精神的に来るものです。

 

 センター試験でも同じようなことが言えます。別にこれだけで進路が決まるわけではないのですが、うまくいかないとガンと来ます。

 

 受験生の方は、ここからは「メンタル」が大事です。もうそんなに学力は変わらないので(とはいっても、最後まで変わる可能性もありますが)、いかに良い状態で本番を迎えるか、に集中したほうがいいです。

 

 うまくいかなかったときは、「その次の行動」が最も大事になってくるのです。もうだめだと思って何もしないのか、それでもあがいてみるのか、この二つのパターンしかありません。どっちなのか? というのを自分で決めていかねばなりません。

 

 逆に僕が怖いのは、やたらうまくいってしまったときの方です。人間、うまくいってしまうと、次の行動が疎かになり、油断につながります。すると、2月の方ではいまいちだった、ということもよくあるのです。

 本当に強い子は、うまくいっても自分を律することができます。これは小学生でもできる子がいます。

 

 では、どのように本番用に良い状態にするか、ということが問題になります。

 

 「あ、こいつ多分本番やばいだろうな」という子の特徴は、

 

甘さがあるのに、そこから目を背けている

・図星をつかれると怒る、癇癪を起す

・「大丈夫」と根拠もないのに繰り返している

・放っておくと、細かいところでサボる

 

 という感じの特徴がある子です。やはり、随所に「逃げ」の姿勢が散見されます。どうせ本番が来てしまい、そこではいかなる誤魔化しもきかないのに、どうにかごまかそうとしています。逃げられないものから、逃げようとすることほど愚かで無駄なことはありません。精神的にも疲れますし、おかしくなることも多いです。

 

 まずは自分に上記のような特徴がないか、反省してみることも大事です。

 

 そして、やはり「腹をくくる」感覚が大事です。あと残りの日数でできる限りのことを、できれば少々自分の限界を破って、やってみることです。チャレンジです。

 

 そのうえでの結果であれば、悲しい結果でも「仕方がない」という心境になるまで努力することが、最もその後の人生にも活きますし、おそらくそうなれたならば、合格の二文字もぐっと近くなります。

 

 細かな誤魔化しをすべて捨て、攻めに転じ、最後最後まで戦ってほしいと思います。入試がはじまる瞬間に充実感がにじみ出てくるような、人生の一大イベントにしてほしいと思います。

 

 ってことで、まだ入試本番がある方は、自分なりに計画を立て、攻めの気持ちで挑んでいってください。このブログに縁ある人にとってよきものになるよう、陰ながらお祈り申し上げております。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

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