さて、そろそろ新学年の方は中間テストが目前に迫っている時期でしょうか。新入学の方などは初めてのテストで、なかなかペースがつかめないかもしれません。
定期テストでは、中高一貫校の方は特にですが、「テスト範囲の全範囲をみる」ことが一番大事です。
確かに点数上、苦手な分野のひとつやふたつ捨ておいてもそこまで影響はなかったりするのですが、これが常態化するといろいろな分野に穴ができることになり、大学受験を視野においても損になります。中3以上の方は特に言えます。
やはり、実力テストなどもありますが、それよりは定期テストをしっかり頑張る習慣をつけた方のほうが、経験上、その後の大学受験などもうまくいっています。そろそろ2週間前でしょうから、ぼちぼち英語の単語をまとめたり、数学の問題を解き直すなど、しはじめると効果は高いです。
また、テスト1週間前になったら、「何かを我慢してみる」ということもチャレンジしてみてほしいところです。普段やっているスマホのゲームや、テレビゲーム類、漫画などを我慢してみるのです。この練習が「何かをなしたい」時に、将来大きな力になります。
別に1日10分程度なら成績に影響もしないし、息抜きにはいいじゃないか、と思われると思います。ですが、ここでたったの1週間やテスト期間にすら普段と何も変えずにやってしまうことは、テストの非日常感を出すうえからも損なのです。
何かを我慢してやると、やはり大きな結果を生み出すことにもつながります。また将来、どんなに好きな仕事や物事でも、大きなコトの前には必ず何かを我慢せねばなりません。その練習です。
これは経験したことがない方にはいくら言ってもわかってはもらえません。それを経験してみてほしいのです。今の子たちには、テストくらいしかそのようなイベントがないのです。
また、テストが終わった後のゲームは、心に染み入るほど楽しいものです。己を賭けて何かをやった、という感じにもなります。
定期テストは、大学受験のひな型だと位置付けてみましょう。また、そのように位置付け、やってみるべきです。
高3の1年間が、テスト1週間前に相当します。前半では何をやり、直前では何をしているか。その感じが高3では1年間に拡大されることでしょう。
たったの1週間をしっかり戦えない子が、1年を戦いきることは不可能でしょう。毎回毎回の勝負で、どうすれば後悔を失くせるか、自分の人生にとって「良し」とできるかを自問自答しながら挑んでいくと、プラスは計り知れないほど大きいです。やはり、よい予行演習なのです。この機会を生かさない手はありません。
定期テストは嫌なものですが、「こなす」感覚ではなく、「挑む」感覚をもっていくことがその後の人生にも大きいです。これはやってみた人間にしかわかりません。
ですので、文句を言う前にまずは全力でやってみてくださいね。ぬるい人間はこれからの時代、誰からも評価されません。
いつも読んでくださってありがとうございます。
お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。
5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。
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