才能のある子、になる | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 才能ある子、というのがいるのはいますが僕はその数は意外と多いと感じます。1万人に一人くらい、ホントのずば抜けの子もいるにはいますが、そのような子の話は置いておきます。

 成績の差というのは、ある程度は記憶の差と言えなくもないですが、そこしか見ていないと、大きな視点を失い、遠回りをすることもあり得ます。その記憶の差はどこから生まれているのか、このようなことを考えた方が良いです。

 いわゆる頭のいいと言われる子とそうでない子の違いはどこなのか、それをずっと追い求めてきています。最近ではその答えめいたものが出てきつつあります。また、それに関連して特に中高時代に意識すればよいことも見えてきています。

 よく言われることですが、「思考力」が大事だと。これはもちろんです。でも僕はもう一段、奥底に大事な感覚があるのかな、と思っています。それに、思考力はつけようとしてうまくつけられるものではないですし、巷のトレーニングと称しているものは、単なる「慣れ」にすぎないと感じます。
 
 「理解る(わかる)」という感覚が大事なのではないか、と思うのです。視点をいろいろ変えながら物事を見ることで、「ああ、そういうことか」と覚えるまでもなくスッと入る感覚です。ここからすべての能力の差は生まれているのです。

 僕のみたところでは、東大生の友人たちは概してこの能力が高いです。(まあオヤジ・オバンになっていくとなくなる人もいるようですが)そのような人は同じ説明を聞いても、「要はこれか」という本質を見定める能力が高いのです。これを「理解る」と僕は呼んでいます。

 たとえば、つるかめ算などを教えられても、「要は足の本数の差をみているのか。カメとツルの差が大事なわけだ」と面積図の感覚をつかんでいる感じです。こうなれば、面積図のやり方を忘れるということが起こるわけがないのです。応用になっても余裕でしょう。記憶する内容はごく少ないです。

 読書が良いと言われるのは、この「視点」のきっかけが得やすいことにあるのです。ですから、自分が好きな作家さんばかりというよりは、いろいろな本を読んだ方がよいことになります。また、流行りとかそういうものにあまり流されていない作家さんがよい、と言えます。

 春休みは視点の広がりを経験するために、旅行などをするのもよいかもしれませんね。受験学年の方は、この辺が遊べる最後ですよ。

 いつも読んでくださってありがとうございます。



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