公立高入試の現在 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 最近は公立高校の問題をたくさん解く機会がありました。ゆとり教育が撤廃されて、以前とどう変わったのかを解きながら感じていました。

 印象としては、特に数学で高得点をとりたければ「計算力」が思ったより大事だなと思いました。

 ルート計算や分数計算などがかなり速くないと、時間内に解けないのです。60点くらいまではすぐに行きますが、それ以上は厳しいでしょう。特に暗算で処理できる率を高めておくべきでしょう。

 証明問題は意外とどこも簡単なのですが、相似を連続して解くものが必ずあり、相似に慣れていることが大事でした。
 中学受験をしていない子は、意外と計算訓練をしていないので、かなりきついのでしょう。

 また、やはり「文章がわけわからん」系のものが多くなっているようです。これは逆に丁寧に読む力と粘りがあればよい感じになれるということでもあります。

 計算力やこのような読解力は、やはり小学期に鍛えたほうが良いです。ゆとりで減ってしまった演習量も徐々に増えつつありますが、計算ドリルでひーひー言っている子はまだ少ないでしょう。(僕等の時代までは意外と計算ドリルの課題も多かったです)

 結局は公立中に行き、まったく塾に行かずにハイレベルな公立高校にいけるかと言うと、以前よりも行きにくい、という現実によりなってしまっています。それは公立の制度やカリキュラムがゆるすぎて、対応しにくいということに原因があります。
 また、プリントでテスト範囲を逐一書いたり、過保護な教育現場の流れも原因のひとつかなと僕は感じています。

 公立でもトップ校にいく子は、小学生のころから補習塾など塾に通っているのが現状です。塾にたよらないと日本の子供たちの学力は維持もできなくなっているのです。

 滋賀などでは、学習塾との連携を進めている自治体もあるようです。素直に連携してもらえば、こちらは教えるプロなのですから、日本全体にとってプラスになることもいろいろとできると思うのですが。

 いつも読んでくださってありがとうございます。 



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