受験における字、論① | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 生活習慣で受験は決まります。成績優秀者はやはり勝つような習慣を自然としているものですし、思考力の高い子はそれなりの生活をしてきています。朝にランニングをする子、電子辞書をいつも片手に持っている子、など様々な勝つ習慣があります。

 まあ、万人に通用するもの、というのはなかなかないのですが、受験に勝って行きたいならば、ある程度よい生活習慣を考えたほうが良いでしょう。

 誰にでも今日からでも意識できるものの1つが、「筆記」の仕方では無いでしょうか。いわゆる字のきれいさではありますが、字こそは、その子の現在の状態を如実にあらわしているものなのです。

 僕は字を見ると、その子のなんとなくの今の状況がわかったりします。めんどくさそうだな、今の生活に不満があるんだな、やる気十分やん、などなど、そういった勉強以外のこともわかります。

 実家に帰ったとき、僕の昔の字を見てますと、小学生時分は「丁寧に書かなくちゃ怒られる」→中学は「絶対にのし上がってやる!」→高校は「なんかうまくいかないんだ!」というような感情がほとばしっていました。

 僕は小学生のころから字が汚いキャラでして、綺麗に書くことが非常にむずかしかったですし、今もきたないです。ですが、とにかく字を速く書かないと、塾ではおいてかれるし、中高では授業をたっぷり聞く時間がとれない事もあり、それに適応したのも事実でした。また、考えている内容を速く書に移さなければ、次の考えに移れない、という脳的側面もありました。ですので、治りません(笑)

 ただ、テスト、という形式においては、しっかり書いておかねばなりません。
 字は小学生は特に、大きなミスの元になります。また、必然的に漢字率が落ちたり、書きミスが増えたり、トラブルの元になるのです。書いている本人は気づきませんので、「あれ? なんでこんなに点が悪いの?」となることもしばしばでしょう。

 気付いてないところで大きな損をしている、それがテストの字が汚い子の特徴です。知らないところで大きな損をしているのです。まさに無明!

 例えば、ラブレターを書くときに、お前はその字でいけるのか、という話にもなります。真に想いを伝えたい時、字が汚い僕でも、しっかり書きます(笑)
 入試だって、その学校に入りたくて答案用紙を埋めていくのですから、想いを伝える点では似たようなもんなのです。

 確かに丁寧な字を書くと速度は落ちるかもしれませんが、訓練によって、速度を落とさなくてもまあまあ綺麗な字は書けるようになります。脱力&気注入です。

 ラブレターでも大丈夫な字を普段から書いていきましょう。

 あ、『字』論続きます。
 いつも読んでくださってありがとうございます。


教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。
こちらです。
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