素直な子が伸びる論 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 成績が伸びにくい子の特徴として、ここでも何度か論じているものに『素直さ』の欠如があります。

 国語の記述などでたくさん書いていて、よくやってるなあという解答でも点数がこない、という現象がけっこうあります。まずは記述を書いてある時点で小学生としてはOKなのですが、点数が来ていないということは、『問題の指示に従っていない』ということになります。

 この問題の指示に従う、というのが思いの外難しいようです。大人からすれば、言われたとおりにすれば良いだけなので簡単にも思えるのですが、子どもたちにとってはそうも行きません。

 要因としましては、
・何が書いてあるか、を適当に流してしまうのでキャッチできない
・問題文をしっかりよむ読解力が育っていない

 この2点かなと思います。よくあるのが、勉強に拒否反応があり、「いやだな」と思っていると、最初から腰が引けている状態になっていて、うまく文章に入っていけないということです。その場合は前者にはまりやすいです。

 また、書いてある内容を素直に理解することができない子も多いようです。自分なりのこだわりのようなものや、勘違い、思い込み(悪い意味での自我)を入れてしまう現象です。これは大人でもよくあることですが、やはり「相手の言っていること」をより正しく認識するには障害となります。

 素直な子がどんどん伸びていくのは、受験でも同じことです。「ふーん」と人の話を聞けることが何事も肝要です。これを読んで心がけるだけでも長い年月で大きな差になりますよ。

 僕自身も偏見や先入観をもたず、素直に物事を捉えていく努力をして子どもたちを導いて行きたいです。

 まずは、何を聞いても「ふーん」と言える感性を育てましょう。

 ああ、もう1年の半分が終わろうとしています……。受験学年の方はもうあっという間ですよー。

 いつも読んでくださってありがとうございます。


教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。
こちらです。
http://ameblo.jp/harryhawk-bp/entry-11385618245.html

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