なかなか成績が伸びない、とかずっと燻ってるな、という時は、思い切って読書に興じるのも手です。
思っている以上に読書は効きます。特に子どもたちというのは、家と学校と塾とその他習い事、といった狭い世界で暮らしています。すると、認識も広がりませんし、興味もわきません。勉強にとっても、それはマイナスにしかなりません。
そこに一条の光明となるのが、本です。テレビでもいいはずなのですが、テレビでは「能動性」、つまり自分からのアクションがないので、なかなか身につかないのでしょう。読書は自分からのアクションそのものなのです。
最初は親や先生からの強制でも構いません。ただ、読んでいたら褒めてあげて欲しいと思います。すると、気分良く読め、読み終わったら「次何読もっかな」となります。そうなればかなり良い感じです。
ゲームや他の娯楽は禁止しても、本だけはゆるめにして欲しいですね。
僕に関しましても、中1の夏前から読書を始め、成績が如実に伸びてきます。伸びたのは、その半年後くらいからで、そのころになると、読書のおかげで認識力や理解力、思考力の類が徐々に上がってきていました。
小学生のころは、芥川を読んでいましたが、それ以外のいわゆる受験に出そうな本は読んでいませんでした。とにかく昆虫が好きだったので、その関連のものが多かったのと、図書室で片っ端から学研の『秘密シリーズ』(漫画ですが)を読んでいました。いわゆる漫画もよく読んでいましたね。
その前は、電車にハマった時期があって、その関連の写真つきの本を買ってもらい眺めていました。大人の文章で読めなかったので、親父によく読んでもらっていました。
こう考えますと、僕の場合、いわゆる活字というのは小学生のころは童話などだけで、唯一芥川があるくらいです。正直、小学生のころは、活字は嫌いでした。中学に入ってから本格的に読書をしはじめまして、ぐんぐん読めるようになり、それが進学校でも上位に食い込める土台になっていたかなと思います。
努力しても伸びない、という子は意外に多いです。そういう子は、まずは読書の習慣をつけ、理解力などの土台をつくったほうが近道な気がします。神童と呼ばれるような子は、必ず小さいころから何かしら信じられないような本を読んでいたりします。
僕の知り合いの東大生には、小学生のころから夏目漱石が面白くて仕方なかったといっていた強者がいました。やはりソイツはめちゃめちゃおもしろいヤツでしたし、頭もキレッキレでした。勉強で苦労したことないよーオーラが出てましたね(笑)
僕も小学生のころから普通に小説などをもっとたしなんておけば、楽な受験ライフだったのかもしれません。生まれ変わったなら検討しますかね(笑)
「成績あがるから読んでみ」という切り口でいいので何かしら読書はやってみてはいかがでしょうか? 塾に通っている子なら、小5くらいから一般小説も読めます。漢字は全部調べろ、とか突っぱねたりせず、ある程度は教えてあげてください。一緒に調べる、というのもよく効きます。(いろいろと)
いつも読んでくださってありがとうございます。
あ、教え子の医学部留学生がブログをはじめたみたいです。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。
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