何度やっても「覚えていない」という子はどこにでもいるものです。といいますか、普通でしょう。これから夏休み課題で総復習していきますが、けっこう覚えていないことは多いです。
どうすれば覚えられますか、というようなこともよく聞かれますが、なかなか難しいです。まず、入試に対して前向きなのかどうかが問われます。どことなく「やりたくない」オーラを発している子はやはりやっていても、頭に入ってはいません。
やりたくなくても、「やろうとする」「仕方ないけどやろう」と思えていることが大事だと思います。すると、毎日の勉強にもベクトルが前を向きなんとなくでも成果は上がっていくものです。
「自分のためなのだからやりなさい」という切り口は効かない子も多いです。苦しくてそれどころじゃないのです。腹がへってる幼児に、綺麗なものを見せてもその素晴らしさはわからないのに似ています。
覚えにくい子は、何度もやるしかないです。上位層の子は２度やれば７割方、３回やれば８割から９割覚えています。この率に達していないようであれば、それ以上の回数をこなすべきです。
ただ、闇雲に繰り返しても苦しさは増大する一方ですので、１周目でできなかったところをチェックしてそこだけやるとかの工夫は大事です。また、ご褒美で釣る
のも時にはよいと思います。できたら～に連れて行ってやる、とかいうのも、未来に目線が向いていいですね。夏教材をもらった方はどんどんフライングでやってもいいと思います。目前に合不合とかせまってますけど、まあこの時期はどうでもいいです（言い過ぎか？）。
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