ノートは単色か | お受験ブルーズ

お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 先日、ちょっとここでも出てきた、アメトーーク(言っちまったよ)の勉強しすぎ芸人の話ですが、やはり「勉強デキる子は単色もしくは2色くらいのノートである」というのが出てきました。

 これに似たようなことをある子に言ったことがあります。でもその子にばっさり、「じゃあ、私はなノートで伸びていってやる」と言われてしまいました。うーむ、すごい発想だ。

 そうなのです。カラフルなノートにしたい子(とくに女子に多いですが)というのは、そのカラフルにしたい段階で、自分なりに勉強を楽しんでいるのです。ですので、それを無理くり単色とかにすると、ほんとに潤いのねー勉強だぜー、となってしまうことが前から気になってはいたのです。

 遊びとちゃうんやで、的な感じでその手の行為をばっさり否定される先生もいらっしゃいますが、僕は基本的に、ノートをデコったり派手にしたり、というのは大いに賛成な人間なのです。ただ、それじゃ伸びねーなというのは僕も感じます。

 効率ということを考えるとやはりノートは2色、使っても3色までで、かつ印象を強めるようにしているのがよいです。じゃないと塾や進学校の授業などではついていけないですから。

 ただ。そのセコい効率主義の果てに、今のような問題だらけの社会があるのだとすれば、ちょっと待ったコール! です。学歴社会で勝ってきた人間というのは大なり小なり効率主義であるはずなのですから。そこに原因あんじゃねえのー? とは思いませんか?

 これが、お花畑o(〃^▽^〃)oのような頭の子がそのままカラフルに楽しみながら素敵なノートをとり、人の上に立てれば素敵な社会になりそうです。ですので、なんとなくその子に関しては、置いとこうと思ってしまったのです。

 「ノート単色? セコいセコい才能なさすぎやろ。わしゃ10色使って楽しいノートで東大までいったわい」、という人が生まれてもそろそろいい時代なのかもしれません。

 いつも読んでくださってありがとうございます。


お勉強BLOGЯanK
お受験ブルーズ-ランキング1
お受験ブルーズ-ランキング2
お受験ブルーズ-ランキング3
 

右上矢印いつもクリックありがとうございまーす。